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アストンマーティン

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高級スポーツ カー メーカー、共同作業を推進し、ビジネス プロセスをスピードアップ

アストンマーティンは、美しいスポーツ カーを製造しています。従業員は仕事に熱心で、自動車性能の限界に挑み続けています。ビジネスにも同様に熱心なアストンマーティンの IT スタッフは、戦略的なプロジェクトに重点を置き、より積極的にプロセスとテクノロジの向上に取り組みたいと考えていました。IT リソースを日常的な管理作業から解放しながら、引き続き最新のコミュニケーションおよび共同作業支援機能を提供するために、アストンマーティンは Microsoft Office 365 を選択しました。このクラウド ベースのソリューションは、使い慣れた Office アプリケーションに加え、エンタープライズ クラスの電子メール、会議、および共同作業支援ソリューションを従業員に提供します。Office 365 を通じて、ビジネスクリティカルな生産性向上ツールへの容易なアクセス、向上したセキュリティ、そして信頼性を提供することで、アストンマーティンは、IT の管理作業を軽減しながら、共同作業を推進し、ビジネス プロセスを改善することができます。

状況

アストンマーティンは、世界で最も知られている高級自動車ブランドの 1 つです。英国ゲイドンに拠点を置くアストンマーティンは、さまざまなスポーツ カーを製造しています。モデルに関係なく、アストンマーティンの自動車は皆、力、美、魂といった同社の本質的価値を表現するために、熟練したエンジニアと技術者の手作業で仕上げられています。

最先端のデザインと快適さを提供しながら自動車性能の限界を押し広げ続けている アストンマーティンでは、熱心な熟練した従業員だけでなく、テクノロジが重要な役割を果たしています。同社は、最新のコンピューター支援設計およびコミュニケーション テクノロジを使用して、サプライヤーとの緊密な共同作業を実現しています。

アストンマーティン独自の自動車製造を可能にするテクノロジを担っているのは、15 名から成る IT インフラストラクチャおよびオペレーション チームです。従業員は、自らが製造する自動車に注いでいるのと同じレベルの情熱と卓越さを IT 部門にも求めます。「従業員は世界中のさまざまな国の地域オフィスに勤務しています。彼らは、場所や時間に縛られることなく、どのデバイスからでも電子メールやその他のサービスに接続できることを期待しています。」と、アストンマーティンの IT インフラストラクチャ マネージャーである Daniel Roach-Rookie 氏は述べています。

高級スポーツ カーの製造という本質的な使命に重点を置くため、IT 部門は多くの機能に関してクラウド ベースのコンピューティング モデルへと移行しており、2009 年には電子メールをマイクロソフトがホスティングするサービスへと移行しました。2011 年に電子メール、コミュニケーションおよび共同作業支援機能を Microsoft Office と共に提供する Microsoft Office 365 クラウド ベース サービスについて知ったとき、アストンマーティンは、IT 部門の焦点を高価値プロジェクトから移すことなく現在の生産性向上ツールを拡張する機会を見出しました。

ソリューション

Office 365 を選択する前に、アストンマーティンは、市場にあるその他のクラウド サービスを評価し、Microsoft Exchange Server を社内で展開する可能性を検討しました。その結果、Office 365 が最適なオプションであることがわかりました。「Office 365 には必要なものがすべて揃っています。当社のような環境向けに設計されており、世界中からアクセスできるだけでなく、従業員のニーズに合致するさまざまなサービスが用意されています」(Roach-Rooke 氏)

オフィス スタッフについては、アストンマーティンは Office 365 E3 プランを選択しました。このプランは、Microsoft Office 365 ProPlus、Exchange Online、Lync Online および SharePoint Online のライセンスを提供するものです。

アストンマーティンは、Microsoft Services の Premier サポートと協力して、電子メール アカウントを Office 365 に移行しました。「Microsoft Services の Premier サポートは移行全体を支えてくれました。彼らの協力により、移行を計画し、従業員のメールボックスを 1 回の週末で移動する場合に伴うリスクを軽減することができました。彼らがいなければ、これを成し遂げることはできませんでした」(Roach-Rooke 氏)

同社は、移行の一環としてすべてのコンピューターを Microsoft Office Professional Plus 2010 (現在の名称は Office 365 ProPlus) へとアップグレードしました。Office 365 は最大 5 台のデバイスに Office ライセンスを提供するため、従業員は自宅のパーソナル コンピューターとタブレットに Microsoft Office を展開することができました。また、従業員は、会社の電子メール アカウントにアクセスするように個人のスマートフォンを設定しました。「Office 365 には個人のスマートフォンにセキュリティ ポリシーを適用するためのツールが用意されているため、スマートフォンからのアクセスを従業員に提供することができます。必要に応じて PIN ポリシーを適用したり、電話をワイプしたりすることができます」(Roach-Rooke 氏)

Office 365 にはその他のセキュリティおよびコンプライアンス機能もあり、アストンマーティンは現在それらを導入しています。従業員は、電子メールをホスティング型の個人用アーカイブに記録、保存することができます。IT スタッフは、メールボックスで訴訟ホールドを有効にし、電子情報開示を迅速に実行し、保持ポリシーを適用することができます。これらの機能はほとんどのエンタープライズ企業にとって不可欠であり、アストンマーティンは Exchange Online でこれらの機能を容易に適用できることを高く評価しています。Exchange Online Protection は、受信電子メール メッセージに対するウイルス防止およびスパム対策フィルターを提供します。「1 日に 150 万通以上のスパム電子メール メッセージを受信するため、当社のネットワークに到達する前にすべてのメッセージがフィルター処理されるのはすばらしいことです」と、Roach-Rooke 氏は述べています。従業員が機密情報へのアクセスを制御できるようにするため、アストンマーティンは、Office 365 E3 プランに含まれている Windows Azure Active Directory Rights Management を使用して Information Rights Management (IRM) を実装することを計画しています。

Exchange Online および Lync Online では、管理者が IT スタッフに対してきめ細かなアクセス レベルを設定できる役割ベースのアクセス制御によって管理の安全性がさらに高まります。「サービス デスクが新規ユーザーのアカウントを作成し、簡単なタスクを処理できるようにする一方で、第 3 層サポート スタッフには、より広範な管理権限を付与しています」と、Roach-Rooke 氏は述べています。Windows Azure による Active Directory フェデレーション サービスは、社内ソリューションと Office 365 ソリューションに対してシングル サインオン機能を提供します。

また、アストンマーティンでは、社内の Microsoft SharePoint Server 2013 展開に加えて SharePoint Online を展開しました。現在、従業員は、サプライヤーまたはプロジェクトに関与する可能性があるその他の関係者との外部の共同作業に SharePoint Online を使用しています。「SharePoint Online により、パートナーと安全に共同作業を行うことができます。パートナーは、当社が検証する Microsoft アカウントを通じてサイトに容易にアクセスできます。」と、Roach-Rooke 氏は述べています。将来的には、アストンマーティン は、柔軟性向上のため、2 つの環境をハイブリッド展開に統合する予定です。

同社にはこれまでインスタント メッセージングおよびプレゼンス ソリューションがなかったため、Lync Online の機能は従業員によって広く採用されています。「Lync Online は、優れた新しい機能を提供後すぐに従業員が利用できる例の 1 つです。プレゼンス情報は、リモート オフィスとやり取りを行う際に特に、非常に便利です。Lync オーディオ会議中のデスクトップ共有も人気を博しています」と、Roach-Rooke 氏は述べています。たとえば、マーケティング チームは、Lync Online を使用してマーケティング キャンペーンのアイデアや裏付けを共有しています。また、同社は、複数のサプライヤーとの Lync フェデレーションを有効にして、サプライ チェーンでの緊密な共同作業を促進しています。

アストンマーティン社の注目を集める新しいスポーツ カー「ヴァンキッシュ」は、
デザイナー、エンジニア、サプライヤー、そして組立職人との間の綿密な共同作業の賜物です。

メリット

Office 365 を導入することで、アストンマーティンの IT 部門は、完璧な自動車の飽くなき追求のために使用する最新のコミュニケーションおよび共同作業支援機能を従業員に提供できます。「Office 365 は、ビジネスを前進させるために必要なテクノロジを従業員に与えてくれます」(Roach-Rooke 氏)

完全に管理されたサービス

アストンマーティンは、IT スタッフを含むすべての従業員が、優れたスポーツ カーの製造に集中し続けることができるようにしたいと考えています。「Office 365 は完全に管理されています。心配する必要はありません。ストレージ、容量計画、外部アクセス、またはダウンタイムについて考えることはありません。実にぜいたくです。当社のビジネスでは Office 365 を約 1 年使用してきましたが、迅速で信頼性の高いパフォーマンスが実現されており、大きな停止は発生していません」(Roach-Rooke 氏)

また、Office 365 により、IT スタッフによる管理が簡素化されます。「Office 365 は Windows Server Active Directory サービスと完全に統合されているため、操作を 1 回行うだけで済みます。新しいスタッフが加わると、サービス デスクがアカウントを作成します。それで終わりです。あとは Office 365 がやってくれます」(Roach-Rooke 氏)

現在、IT チームは、ビジネス問題への対処や生産性の向上に時間を費やすことができます。「以前はあまりに手を広げすぎていて、実際に先を見越して行動することはできませんでしたが、現在は会社と話し、実際に支援する時間があります。時には、Excel スプレッドシートを SharePoint に移動してアクセス制御とバージョン管理を提供するといったような簡単な提案が、チームに大きな影響を及ぼす場合があります。IT に対する認識が確実に変化し、ビジネスに対する熱意を示すことができるようになりました」(Roach-Rooke 氏)

グローバル ブランドのセキュリティとコンプライアンス

アストンマーティンは、過去 10 年間で、英国のスポーツ カー メーカーからグローバルな高級ブランドへと変貌を遂げました。この変貌により、より厳格なセキュリティおよびコンプライアンス手順を実装しなければならなくなりました。「知的財産はアストンマーティンの最も貴重な資産の 1 つです。マイクロソフトのテクノロジがその安全性を維持してくれると信じています。マイクロソフトは安全なサービスを維持できると考えているので、非常に安心していられるのです」(Roach-Rooke 氏)

IRM のようなテクノロジや訴訟ホールドを適用する機能により、セキュリティ ポリシーを容易に実装できるため、アストンマーティンはコンプライアンスを維持することができます。また、同社は Windows Intune を展開してリモート デバイスの管理に役立てています。Windows Intune はマイクロソフトのクラウド ベースの PC 管理サービスで、従業員の携帯電話やタブレットに関してさらに優れた管理を提供します。

効率的な共同作業

Office 365 を使用することで、アストンマーティンはより効率的に共同作業を行うことができます。プレゼンスやデスクトップ共有などの Lync Online の新機能を使用して、内部およびパートナーとつながり、情報を共有できます。また、SharePoint Online は従業員にとって優れたリソースであることが証明されており、従業員はパートナーと外部で情報を共有できます。「以前は共同作業には電子メールを使用していましたが、これは非効率な場合があります。Lync と SharePoint により迅速にやり取りを行うことで、チームは必要な情報をタイムリーに取得できます」(Roach-Rooke 氏)

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