PC不要でUSTREAM配信できる『Live Shell』開発会社

チャットワーク導入のきっかけを教えてください。

岩佐 : 会社が転換期を迎えています。少数精鋭の会社のため、これまでは一点集中型の開発をしてきましたが、複数の商品を扱うようになりました。数の商品開発を同時進行するために、自分たちの理想のコミュニケーションについて社員で話し合いました。そして、私たちの3つの要望に応えるツールとしてチャットワークを導入しました。

Cerevo社のコミュニケーションに対する3つの要望

  • (1)非同期のコミュニケーションをしたい
  • (2)トピックを分けて効率的なコミュニケーションをしたい
  • (3)非同期だけどプッシュ通知ができ、素早い対応をしたい

これまでは『IRC』というチャットツールを利用していましたが、非同期ではないためチャットワークに乗換えました。Skypeも同期ツールなので要望に合っていませんでした。

『Live Shell』は、手持ちのカメラを専用ケーブルで接続するだけで『Ustream』配信が可能。

居場所・勤務時間の異なるスタッフ同士のディスカッションツール

(1)非同期のコミュニケーションについて詳しく教えてください。

岩佐 : 居場所・勤務時間の異なるスタッフが、効率的にディスカッションできるツールが必要でした。

というのも、当社の勤務体系はフレキシブルです。早朝出社する者、夕方早く帰る者もいますし、在宅勤務を許可する場合もあります。私もしばしばアメリカや中国に出張しています。そこで、非同期で色んな働き方をする人をつなぐツールが必要でした。

非同期であることの一番のメリットはどんな点でしょうか?

岩佐 : オンラインになった瞬間、自分が対応すべき仕事が一目瞭然になる点です。

チャットワークの一番の価値は「非同期である点」だと思います。私はアメリカ出張によく行きますが、日本の昼間はアメリカの夜なので寝ています。起きたらすぐ、日本でエンジニア達が、どのようなディスカッションをしたのかすぐに分かりますし、私の判断が必要な点がいくつあるのかを、朝起きて、5分、10分ですぐにチェックできて重宝しています。

「非同期ツール」と「同期ツール」の違い

Skypeは同期ツールです。確実にメッセージを送るには「相手もオンライン」の必要があります。

つまり、Skypeなどの「同期ツール」では、メッセージを送信した時に、相手がオフラインだったら、いったんメッセージを送りっぱなしにしたとしても、相手がログインする前に、自分がPCを閉じると メッセージは届きません。

一方チャットワークなどの「非同期ツール」は、自分がメッセージを送れば、相手がオフラインでも、自分がPCを閉じても 確実にメッセージが届きます。いったんメッセージがクラウドに保存され、相手がログインした時にそれを閲覧できるからです。

複数製品を同時開発する際の、コミュニケーション負荷を削減

(2)トピックを分けて効率的なコミュニケーションをしたいについて教えてください。

岩佐 : 事業が、1点集中型から、複数商品開発型に変化していることは先に述べましたが、現在4つの商品を同時進行しています。こうなると、あるひとつのルーム上で議論していると、「●●についての話です」と入れても、限界があり、何の話?と混乱してしまいます。

これをチャットワークでおこなうと、商品ごとにルームを作ることができるので、商品Aのルームで「在庫いくつなの?」は商品Aについての質問であることは自明です。これだけでも非常にコミュニケーションコストを削減できていると思います。

スマートフォンへのプッシュ機能で、素早い対応が可能

(3)非同期だけどプッシュ通知ができ、素早い対応をしたいについて詳しく教えてください。

岩佐 : 非同期にも関わらず、スマートフォンのプッシュ通知と連動した素早いレスポンスが可能ということです。

当社では、社員を含めて全員スマートフォンを使っています。チャットワークはプッシュ機能が優れたアプリで、「今あなたに対して書き込みがありましたよ。」とスマートフォンに通知があります。もしPCを閉じていても素早いレスポンスができます。

今(取材中)ちょうど私宛の書き込みがあったと通知が来ていますが、会議中なので返事をしませんよね。しかし、会議が終わり次第「何だったの?」と聞くことができます。

デットロック(双方向編集)を回避するために合図を発信

開発者として、チャットワークが役に立っている点を教えてください。

岩佐 : デットロック(双方向編集)を回避するために「作業A始めます」などの合図をチャットワークで発信できる点です。開発者の居場所も労働時間帯も異なる中で、デットロックを回避しなければなりません。

チャットワークはプッシュが優れていますので、進捗状況を確認しやすいです。「Bさんはここまで作業を終わらせたな」とすぐわかるので、次工程の担当者が速やかに仕事に着手できるようになりました。

チャットワークのおかげでチャレンジングな取組みを続けられる

最後に、革新的な仕事をされるうえでチャットワークが役に立っている点を教えてください。

岩佐 : 最初は、無料でトライできるのが大きかったですね。導入コスト・手放すコストともにかからないのが決め手でした。ベンチャーにとって、どんな機能があって、その機能が自社にどう左右するのかを把握するためのコストは大きすぎます。ブラウザで動くので、浸透させるためのハードルが低い点もいいです。ハードルが低いから試すことができました。

次に、当社では「雑談ルーム」でニュースなどについて意見交換しています。オフィスや食事をともにしない場合でも、大切なトピックと、それに対する皆の意見を共有できます。定量的には判断できないことですが、これは後々良い結果につながると確信しています。

最後に、少人数でハードウェアを作るのはチャレンジングな取り組みです。各員の居場所が離れている中、難しい事業にチャレンジし続ける私たちを、非同期で効率的なコミュニケーションができるチャットワークがサポートしてくれています。革新的な家電を少人数で開発するという大きな目標に挑んでいますが、チャットワークのおかげで前進しています。