完璧を目指し、高品質なサービスを提供する創造的な姿勢が高評価され急成長

ファウンダーの方々は日本に留学されていたそうですね。

フイ : ファウンダーの5名は皆日本の大学で学んだのち、4名はベトナムで最大手のIT企業であるFPTソフトウェアに勤務しました。その後2012年に5名で創業し、今では130名にまで成長しました。ファウンダーが立命館大学と慶應義塾大学の出身なので、大学名を合わせてRikkeisoftという社名にしました。

日系企業からの受託が多いのでしょうか?

フイ : お客様の95%が日本企業で、受託する業務はさまざまです。内容はWebシステム、業務システム、IoT、クラウドサービス、スマートフォン・アプリ、ゲーム、金融システム開発などですね。プロジェクトごとの受託も可能ですが、現在のメインはラボ契約が約70%です。この契約はプロジェクト単位ではなく何ヶ月で何人分の工数を確保できるというご要望に基づくタイプとなり、お客様は長い期間で人員を確保できるのがメリットです。

当社が開発を担当したモバイルアプリが日本で1,300万DLを達成するなど、おかげさまで開発品質には信頼をいただいており、お客様との契約継続率はおよそ97%となっています。

ベトナムでベトナムIT協会VINASAより「2015年ベトナムIT企業Top40」に選ばれるほどに成長できました。

複数のコミュニケーションツールから連絡がくることによる混乱

ゲーム事業部長 グエンクアン・キー様。
チャットワーク導入以前は複数のコミュニケーションツールを使用していたそうですね。

キー : チャットワーク導入以前のコミュニケーションツールはメールとインターネット電話でした。当時はインターネット電話のテキストチャット機能も使用していたので、メールでやり取りする内容とインターネット電話のテキストチャット機能でやり取りする内容が分散してしまい、管理できなくなっていました。また、インターネット電話はグループチャットで誰宛に話しているか分からず、メッセージの確認に時間がかかることに加え、メッセージの見逃しも多く発生していました。メールでも同じ状況でした。

また、プロジェクトの資料はGoogleドライブやDropboxを案件ごとに利用しています。メールやインターネット電話のチャットでやり取りをすると、すぐに流れてしまい探せなくなったりしていました。

チャットワークはどこで知りましたか?

キー : 取引先から、チャットワークを利用すると便利なので一緒に使いましょうとすすめられ、使い始めました。今となっては当時の苦労があまり思い出せないくらい、チャットワークを利用する快適な環境に慣れてしまいましたね。

チャットワークを利用することを決めたプロジェクトでは、メールを使用することはなくなりましたし、インターネット電話のチャットも利用せず、コミュニケーションツールをチャットワークだけに統一しています。

情報の抜け漏れがなくなり、確認作業がスムーズになった

チャットワーク導入後、何が変わりましたか?

キー : コミュニケーションツールをひとつにすることで、情報の抜け漏れがなくなりましたね。また、グループチャットごとの概要欄も助かります。大切なファイル置き場のURLを貼り付けておくことでグループ全員に確実に共有をすることができます。ドキュメントをアップデートする際も、概要欄を書き換えて共有しています。特定の相手にファイルを送る際にも、TO機能で送ることで確実に見てもらうことができています。

他にも改善されたことはありますか?

キー : ゲーム制作の場合、プロトタイプを何回も制作し、画像の修正をしていきます。1時間で10回も修正と確認のやり取りが発生することもあります。メールやインターネット電話でやり取りをしていたころはファイルの授受やリビジョンの管理など大変困難でした。ところがチャットワークに統一すると、すぐに画像ファイルをアップロードして、「こんな感じで大丈夫ですか?」と相談できます。チャットワーク上でOKをいただいてから最終的な確認依頼をするので、確認作業が1回で済むようになりました。画像のプレビュー(サムネイル)をファイルダウンロードせず見ることができるのも大変便利ですね。

一般的なプロジェクト管理ツールとチャットワークを適切に組み合わせて利用

現在のプロジェクトとタスクの管理環境を教えてください。

キー : 社内でよく利用するのはRedmineです。その他お客様からBacklogやJIRAの環境を支給いただいて利用することも多いですね。プロジェクト全体を見渡したり、誰にどのようなタスクが振られているのかを俯瞰して確認するために、Redmineなどを利用しています。Redmineでステータスを変更し、チャットワークで通知しています。またプロジェクトに直接関係がない案件や、小さい修正や急な対応が必要な案件は、チャットワークのタスク機能を利用しています。

各チームでタスクをアサインしたりする場合にはGoogleスプレッドシートを使用してタスク一覧を作成しています。マネージメントメンバーなど業務上データ容量を必要とする担当者は、Google Appsの有料版にしています。

画面の制作作業時間が約25%短縮!

体感されている業務の効率化はありますか?

キー : たとえばこれまでメールのやり取りをしながら1時間で制作する業務であれば、チャットワーク導入後はおおよそ45分程度でできるようになりましたね。よりタスクの管理が効率化され、時間が短縮されていると感じます。

業務が効率化されたことにより生まれた時間はどのように活用していますか?

キー : 当社としては、チャットワークで制作時間が短縮されても早く納品するということはしておりません。効率化されて余裕が生まれた時間で、さらに納品物を完璧にするためにチャットワークを活用しています。

チャットワーク使用可能とアピールすること=信用の獲得

品質の追求を熱く語る、取締役ファウンダー COO ブイクアン・フイ様。
ベトナムでのチャットワークの評判はいかがでしょうか?

キー : ベトナムでは日本からオフショア開発の受託をすることが多く、日系企業と仕事をする際には、業務効率化のためチャットワークを使ってくださいと言われることが多いのです。チャットワークを使っていないと、この会社ではだめなのではないかと思われてしまうようなイメージすらあります。ですから当社も日本のお客様向けのパンフレットを作成する際は、チャットワークが使えますと一番上に記載していますよ。

チャットワークは売り上げに貢献できていますか?

フイ : 当社は完璧で高品質な受託を意識しており、オフショアのメリットを活かしつつ、品質にはこだわっています。これが実現できるのもチャットワークによるところが大きいですね。

ベトナムと日本の関係をより良くするため貢献していきたい

日本にもお知り合いが多いそうですね。

フイ : ファウンダーは全員日本の大学で学ばせていただき、日本にも友人が多数います。日本の仕事を受託させていただいている当社が、ベトナムと日本の関係を良くする一助になれればと思っています。ベトナム人も日本人も、さらにお互いのことがわかるようになると素晴らしいですね。

現在日本に20名ほど派遣し、お客様のオフィスに常駐させ、仕事の仕方や日本語を学ばせています。しっかりできるようになったらベトナムに帰国してもらい、新しいチームを立ち上げられるようになると、うれしいですね。また、今年3月には日本法人を設立し、業務を開始します。これでよりいっそう日本との関係が近づくことを期待しています。