「クリエイティブの流通」を理念に事業を幅広く展開

まずは山口様の普段のお仕事を教えてください。

山口 : マーケティングの部署でコーポレートサイトのWebマスターをしています。サイトの管理やコンテンツの作成などが主な業務ですね。

御社の事業は本当に多彩ですよね。クリエイターネットワーク「loftwork.com」を軸に、Webやコンテンツ、空間やサービスなどのクリエイティブプロジェクトをおこなっていたり、デジタルものづくりカフェ「FabCafe」やクリエイティブラウンジ「MTRL(マテリアル)」の運営など、Webとリアルの両方で事業を展開していらっしゃいます。

山口 : 2000年に弊社が創業したとき掲げたミッションは「クリエイティブの流通」でした。まだSNSが主流ではなく、クリエイターが作品を発表できる場がなかったことから、発信する媒体を作ろうということでloftwork.comがスタートしたのです。今でこそそういった場も増えてきましたし、弊社の事業も拡大してきましたが、核にある考え方は変わっていません。クリエイターを支援し、社会をよくしていくことです。

常に複数のプロジェクトが進行しており、社内はもちろん、社外のクリエイターや開発者とも頻繁にコミュニケーションを取れるツールが必須だったと語る山口様。

社内外のクリエイターとのコミュニケーションにオンラインチャットは必須だった

事業の性質上、社外のクリエイターと関わることも多いと思います。チャットワークを導入されたきっかけは、やはりコミュニケーションの重要性からでしょうか。

山口 : そうですね。弊社には社内にエンジニアやデザイナーはおらず、メンバーの過半数をディレクターが占めています。常に社外メンバーと取り組む複数のプロジェクトが進行しており、社内はもちろん、社外のクリエイターや開発者とも頻繁にコミュニケーションをとらなければなりません。そのためにはオンラインのチャットツールが必須なのです。

チャットワーク以前にはどのようなツールをお使いだったのでしょうか。

山口 : 以前はSkypeやChatterなどを利用していました。ただ、Skypeは全社で導入していたわけではなく、個人のアカウントを業務に利用しており、誰が使えて誰が使えないのかがわからない状態でした。Chatterについては社内限定でして、勤怠管理と紐付いていることもあり、主に業務連絡にしか使っていない状態です。そこで、もっと気軽にコミュニケーションをとれるツールとして、社内メンバーの勧めでチャットワークを導入したのです。

クリエイティブなサービスを提供している同社では、各社員が一番使いやすいツールを活用し、社外のクリエイターとともに多種多様なプロジェクトを進めている。

グループチャットの作りやすさとタスク管理の便利さが魅力

現在はチャットワークを全社で導入いただいています。

山口 : そうですね。全社約100名で利用しています。会社としても公式ツールとしてチャットワークを推奨しています。ただ、プロジェクトで関わる社外のメンバーの特性も考慮し、他のツールを禁止しているわけではありません。弊社の社員はいろいろなツールを使うタイプが多くて、つまみ食いするんです(笑)。

そういった中でも、全体で見ると、社内コミュニケーションのメインツールは、チャットワークを使っている社員が大半を占めています。

さすが、クリエイターの方々とお仕事されるだけあって、自由な社風ですね。その中でチャットワークを好んで使われている方は、どういったところを気に入っていただいたのでしょうか。

山口 : まず社内外を含めて、グループチャットを作るのが容易であること。相手の環境に依存せずに使える点にメリットを感じました。それから想定外に良かったのが、個人やチームのタスク管理として使えることです。私が所属するマーケティングDiv.でもグループチャット内でタスク管理をしており、今はもう無言で私にタスクが飛んでくるようになりました(笑)。

タスク管理はそれまでは各人が思い思いのツールを使っており、そのインフラを社内で統一するのは大変なんです。その点、チャットワークを使えば、コミュニケーションとタスク管理をひとつのツール内でおこなえます。これは大きなメリットだと感じています。

もっとも、チャットワークだけでプロジェクトを進行しているわけではなく、他にもさまざまなサービスを使っています。Web系のプロジェクトでしたらBacklogを使ったり、ときには紙に書いて壁に張り出すといったアナログなやり方でタスク管理をすることもあります。しかし、細かいタスクに関してはチャットワークが威力を発揮してくれますね。

私自身の使い方という点では、マイチャットを使ってメモをとっています。スマートフォンで見つけた情報をマイチャットにコピペして、PCに持っていくといった使い方です。

チャットワーク導入でミスコミュニケーションが減少

本来の趣旨である社内外のコミュニケーションについては改善しましたか。

山口 : ミスコミュニケーションは減ったと思います。私は社内のメンバーと使うことがほとんどですが、確認漏れや意識の齟齬がずいぶんと減少したように思います。チャットワークはカジュアルなやり取りにも使えるので、冗談や小ネタが投稿されることも多く、賑わっています。

何か運用のルールなどは決めていますか。

山口 : 特にないですね。グループも作成は自由で、部署ごとのグループ、プロジェクトごとのグループ、何となくゆるやかに企画を共有したいときのグループといった具合です。もしかするとグループ単位でルールを決めているところはあるかもしれませんね。

コミュニケーションコストを減らして意思決定を迅速に

最後にこれからチャットワーク導入を検討する企業の方にメッセージをお願いします。

山口 : メールだと「お世話になっております」や「お疲れ様です」と冒頭に挨拶をいれますが、もっとコンパクトなやり取りでもコミュニケーションがとれることってありますよね。チャットワークならそういった挨拶を省略しながら温度感はそのままにやり取りができますから、コミュニケーションコストはグッと減ります。

それからちょっとしたコミュニケーションや意思決定のスピードを早めるのにも役立ちます。弊社は100人弱の組織で利用していますが、メンバーの誰かにちょっと直接相談したいときは、チャットワークで話しかけてから声をかけにいくとスムーズですよ。