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株式会社レインズインターナショナル | 導入事例 | ウイングアーク1st

 様に導入

株式会社レインズインターナショナル

「牛角」などのフランチャイズ店舗のデータ分析
約1,200店をこえる店舗運営、月間約1,900万件のデータ分析を支えるDr.Sum EA

  • Dr.Sum EA

  • 卸売・小売

Before

“スピード経営”を軸にデータ分析の重要性を再検証する必要がありました。

After

大量データが分散して存在データ分析環境を全面見直し。既存の提携帳票システムの補完の位置づけでしたが、便利さから、今では定型帳票の作成もDr.Sum EAで行う担当者が増えました。

株式会社レインズインターナショナル

IT 統括部 部長
大場 良二 氏(写真右)
 
IT 統括部
渡邊 忠行 氏(写真左)
導入背景

●データソースが分散して存在

●手間取っていた大量データダウンロード

導入ポイント

●大量データを高速に集計できる性能

●分かりやすい直感的な操作性

●価格と機能のベストバランス

導入効果

●大量データを高速に集計分析

●目線をあげる分析でアクションに集中

●データ分析環境に関する運用管理コストがゼロ

●データ分析の精度が向上

正確なデータの効率的な分析で迅速なアクション
コストと機能のベストバランスで、直感的な操作を実現

大量データが分散して存在
データ分析環境を全面見直し

レインズインターナショナルは、焼肉の「牛角」やしゃぶしゃぶ「温野菜」、居酒家「土間土間」など、全国に直営・フランチャイズチェーン合わせて1,200店を超える飲食店舗を展開する外食産業の雄である。スピード経営をモットーとして、日々オペレーションの進化を図るとともに、現場に権限を持たせてアルバイト店員までもが経営者視点で店舗運営にあたっている点が大きな特徴だ。

そうした中、経営戦略本部や商品開発部、企画推進部といった本部の事業部門は、直営店、フランチャイズチェーン店の経営指導や店舗のさらなる活性化、また新しい業態開発を進めるため、現場の売上・発注データ、勤怠データを基にしたデータ分析が大きな役割となっている。

しかし、売上管理システム、発注管理システム、勤怠管理システムがそれぞれ独立して存在しており、データ分析を行うには、それぞれのシステムから詳細データをCSV形式で担当者が自ら手元のPCへダウンロードする必要があった。それも売上データだけで注文明細単位で月間1,900万件にも上ったため、ダウンロードに時間がかかり、またそれぞれのシステムで手法が異なっていたこともあり、データ分析に入るまでに相当の時間を費やしていた。実際、多大な残業を余儀なくされることもあったという。

さらに、店舗の実績データは既存システムの定型帳票で用意されていたのだが、別の分析軸でデータを見たい場合、IT 統括部にデータの抽出依頼を出さなければならず、それを新しい定型帳票として導入するには開発コストが別途かかっていた。データ分析は、本部の事業部門にとって本来行うべき業務に付随する仕事であり、ここで手間取っていたのではアクションを起こすための時間が削られてしまう。そこで、IT 統括部が陣頭指揮を取り、データソース側のデータベースを刷新するのを機に、データ分析環境の全面見直しを行うことになった。

“スピード経営” とマッチしたDr.Sum EAを選択

早くからデータ分析を行う重要性、それも自由分析の重要性に気づいていた同社は、過去にデータ分析のため外資系ベンダーのOLAPシステムを導入した経験がある。市場での実績と機能の豊富さで選択したのだが、結果的には同社にうまく定着しなかった。今回はそのときの反省をこめ、次の6つの点がデータ分析環境構築の必須要件として掲げられた。

①高速性:月間1,900万件のデータをストレスなく処理/加工できること。

②簡単さ:データ分析担当者が“これなら使えそう” という印象を持て、自由分析を直観的に行える操作性を持っていること。

③インストール不要:将来、店舗に展開することになっても負荷がかからないシステム構成であること。

④コスト:導入コストのみならず、システムインテグレーションや運用コストも含めたトータルコストが安価に収まること。

⑤設計:日本製で、汎用的なデータベースでさまざまなデータ抽出が可能であること。

⑥運用管理:日々の運用管理に大きな負荷がかからないこと。

これらの点を考慮して、複数の候補製品から最終的に選ばれたのが、Dr.Sum EAである。レインズインターナショナル IT 統括部 部長の大場 良二氏は、選択の理由を次のように語る。

「難しそうに見えるシステムは現場に根づきません。その点、Dr.Sum EAはExcelライクなユーザー・インターフェイスを有し、Excel利用の進んでいる当社の文化には合っていました。また、価格と機能のバランスが取れており、非常に多様性の高い分析ニーズの8割はこれで満たすことができました。最後の決め手は速さでしたね。データ集計が非常に高速に行えるので、担当者がデータ準備ではなくデータ分析に時間をかけられる環境が提供できると判断しました」

一元性と汎用性に着目して開発された新しいデータ分析環境

新しいデータ分析環境が本稼働を果たしたのは、2009年4月のことだ。店舗側から登録された売上・発注・勤怠データはデータベースからDr.Sum EAに送られ、ここで月単位のテーブルで一元管理されている。本部の一般的なユーザー約200名はDr.Sum EA Datalizer for Webで、経営幹部も含めて自由分析を行う担当者約20名はDr.Sum EA Datalizer Express for Excelで、詳細データを統一されたアプリケーションのもとで閲覧・加工できるようになった。また、データビューに関しても、担当者が自らの発想で自由に選択できるよう多彩な項目が用意されるなど、汎用的に使える工夫が施されている。

新システムは当初、既存の定型帳票システムの補完という位置づけだったという。しかし、その便利さから、今では定型帳票の作成もDr.Sum EAで行う担当者が増えた。また、そこに利用する現場の担当者が、自分なりの味付けをしてそれを自分の定型帳票として利用する場面も多いようだ。

一方、新システムの登場でIT統括部の運用管理はどう変化したか。「Dr.Sum EAは、管理ツールも直観的に使えるようになっていて、特にマニュアルを見なくても操作できるのがいいですね。といっても、日常的に管理が必要な場面はほとんどなく、運用工数はかかっていません」担当する渡邊 忠行氏はこのように語る。

データ分析に時間を割いて迅速にアクションを起こせる体制が確立

Dr.Sum EAの導入は、同社の本部部門におけるデータ分析業務を大きく変えた。

まず、自由分析担当者のために用意される月間1,900万件の店舗別粗利集計が非常に早く表示できるようになり、すぐさま詳細な分析にとりかかれるようになった。また、一般的なユーザーに関しても、各部門のキーマン1名に1時間程度の説明を行うだけで利用をスタートでき、IT 統括部に質問や問い合わせが来ることはないそうだ。

システム的にも順調に安定稼働を続けており、ユーザーに対して必要なデータを遅滞なく提供できる環境が整備されたと同時に、個別のデータ抽出依頼が激減、運用管理にかかる人的コストはほぼゼロになった。

このようなデータ分析環境の進化は、本部部門の日々のアクションを迅速化させている。たとえば、新メニュー開発のための実績調査や、投入した新メニューの売れ行き把握、販促物配布やキャンペーン展開と売上との相関関係、また顧客が最初に注文した時間でみる店舗のピーク時把握などが、すばやく判明することによって次の施策がすぐ打てる。

さらにはまったく新しい業態ブランドを開発する際にも、詳細データは大きなヒントになる。新システム導入によって、データ分析にかけられる時間は従来の2倍になり、アクションを起こすまでの時間を大幅に短縮できた。

これまでは現場の生データの提供に注力してきたが、今後は要望の高い年間売上データなどサマリーデータの提供も検討している。本部での利用が完全に定着して評価が高ければ、将来的には店舗に対してこのデータ分析環境を提供する可能性もある、と大場氏。レインズインターナショナルの着実な業容拡大の陰には、データからさらなる発展の種を探し出す同社ならではの経営姿勢があった。

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