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株式会社 PHP研究所 | 導入事例 | ウイングアーク1st

 様に導入

株式会社 PHP研究所

メインフレームから出力される2,500種類の帳票をSVF/RDEで刷新
プリンター機種に依存しない帳票環境を実現し、IT監査にも効果を発揮

  • SVF

  • 情報・通信

  • メインフレーム

  • IBM System z

Before

メインフレーム直結のプリンターは、価格、性能ともにオーバースペックであり、コスト削減への対応が必要でした。またメインフレームからLAN経由で帳票を出力する業務プリンターは、メインフレームに対応した機種に限定されていました

After

SVF/RDEを導入したことで、メインフレーム直結の高価なプリンターや機種限定の業務プリンターを、基幹業務システムのプログラム変更を最小限に抑え、オープン系の低価格なプリンターに移行することが可能になりました

株式会社 PHP研究所

左:情報システム本部 本部長 森口 孝幸 氏
右:情報システム本部 参与 森 行夫 氏

導入背景

● 業務プリンターのメーカーサポートの打ち切り

● プリンターごとにオーバーレイの作成が必要

● プリンターの柔軟な選択を可能にしたい 

導入ポイント

● 帳票システムとしての豊富な導入実績

● メインフレーム開発にない容易な操作性

● 各社プリンターの検証まで含むサポート

導入効果

● 機種に依存しないプリンター選択が可能

● メインフレーム直結プリンターの廃止により、データセンターへのハウジングコストを削減

● 帳票の長期保管で迅速なIT監査への対応を実現

導入製品

SVF / RDE / SVF for PDF

創設者である松下幸之助氏の意志を引き継ぎ、「PHP」や「Voice」「THE 21」などの雑誌や単行本の出版を中心に、政策の研究や提言活動、セミナー/ゼミナールの開催などを展開する株式会社PHP研究所(以下、PHP研究所)。メインフレーム直結の専用プリンターで出力していた約2,500種類の帳票を刷新する基盤技術として、SVFおよびRDEを採用。プリンターの機種に依存しない基幹帳票システムを実現した。

使いやすさでSVF/RDEを採用
プログラム変更を最小限にSVFだけで対応

基幹帳票システムの刷新にあたり、2005年6月ごろから検討を開始し、いくつかの製品を検討した結果、SVF/RDEの採用を決定。2006年10月にSVF/RDEを導入し、11月まで運用テストを行って、2006年12月から2007年3月までで移行作業を実施。4月に本番稼働した。1日で3~4フォームを作成し、2,500帳票を完成したこととなる。情報システム本部 本部長 森口 孝幸氏は、「メインフレームのプログラム変更を必要最限に抑え、SVFX-Designerで対応ができたことが最大のポイントです」と話す。

刷新された基幹帳票システムは、メインフレームから帳票イメージデータを作成するまでの仕組みは変更せず、作成された帳票イメージデータを新たに開発したユーティリティでCSVデータに変換。SVF Connect SUITE(Universal Connect/X)を経由してRDEに蓄積している。RDEに蓄積された帳票データは、SVFで作成されたフォームとともにオープン系のプリンターやデジタル複合機など、機種に依存することなく自由に出力することが可能となった。

SVF/RDEの採用を決めた理由を森口氏は、「メインフレームから出力している2,500種類以上の帳票を移行可能な帳票ツールを探していました。しかし、なかなか条件にあう帳票ツールが見あたらず、最終的に実績のある帳票ツールで再構築した方が良いと判断し、SVF/RDEを採用しました。採用を決めた最大の理由は、これまでの豊富な導入実績と直感的に使用できる使いやすさでした」と話している。

プリンター非依存の帳票環境を実現
IT監査時には想定外の効果も発揮

PHP研究所ではSVF/RDEを導入した効果を森氏は、「メインフレーム直結の高価なプリンターや機種限定の業務プリンターを、基幹業務システムのプログラム変更を最小限に抑え、オープン系の低価格なプリンターに移行することが可能になりました。さらにメインフレーム直結のプリンターがなくなったので、これまで社内で管理していたメインフレームをデータセンターに移設し、結果として災害対策にも貢献することができました」と話す。

また、現在、メインフレームで稼働している基幹業務システムをIBM iに移行している最中だが、移行がスムーズに行えることもSVF/RDEを導入した効果のひとつ。森氏は、次のように語る。「SVF/RDEを導入していなければ、IBM i用の帳票出力システムを別途、構築する必要がありました。SVF/RDEは、メインフレームとIBM iの帳票を同じ仕組みで出力できるほか、RDEの出力ログを取得することで、各々の帳票を何枚出力したかなどの統合管理も可能です」

SVFを導入した効果を森口氏は、「これまでメインフレーム以外の開発経験が少なかったので、SVFX-Designerの直感的に使える容易な操作性には驚きました。少ない人数かつ短期間での開発が必要だったので、オーバーレイの作り直しの労力を最小限にする必要がありました。また弊社が新たに導入検討したプリンターについても、メーカーに出向いて、すべての導入プリンターをテストしてもらえたので非常に助かりました。製品もサポートも非常に良いと感じました」と言う。

一方、RDEを導入した効果を森氏は、「帳票を必要なときに出力したいという要望が現場からあったので、13ケ月分の帳票データをRDEに保管しています。以前は、帳票データを作成した時点で紙に印刷し、現場に数千枚の帳票を配付して管理していました。帳票データをRDEに保管したことで、必要なときに必要な枚数だけを現場の担当者が印刷できます。これにより、紙代を含む印刷コストや保管コストを大幅に削減できました。30%程度の無駄なコストがなくなった感覚です」と話す。

そのほか想定外の効果を森口氏は、「IT監査で効果がありました。IT監査では、たとえば4月末時点のこの帳票とこの帳票を見せてくださいと要求されます。帳票データを保管していないと、印刷された数千枚の紙の帳票から指定された帳票を探さなければなりません。RDEに帳票データが保管されているので、必要な帳票を指定して、すぐに印刷することができます。この仕組みがなかったら、IT監査に対応できませんでした」と話している。

RDE-XAで帳票アーカイブを実現
PDFによる電子帳票化も促進

今後の展望について森氏は、「RDEにデータを長期保存するのは、想定外の使用方法なので、今後はRDE-XAを導入して、帳票データを保管することで、検索、表示、印刷を容易にする仕組みに移行していきたいと思っています。また現在、業者向けに発注書等にPDFを利用していますが、今後さらにPDFの利用範囲を拡大し、電子帳票化を促進していくことも検討しています」と話している。

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