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導入事例

 様に導入

  • 効率化
  • 最適化
  • コスト
  • 生産管理
  • 販売管理

株式会社トーメン エレクトロニクス | 導入事例 | ウイングアーク1st

 様に導入

株式会社トーメン エレクトロニクス

SVF/RDEを採用し、基幹システムと連携する帳票システムを再構築
シームレスな安定稼働により帳票開発コストの削減を実現

  • SVF

  • 卸売・小売

Before

帳票開発には、専門的な知識が必要となるために、社内で開発、メンテナンスしていくことが困難だという課題もありました。

After

SVF/RDEを連携したことで、帳票を自分たちで開発できます。月に3件くらいは修正依頼があるので、大きなコスト削減につながりました。

株式会社トーメン エレクトロニクス

コーポレート本部 企画開発ユニット
IT企画部 部長
国原 俊一 氏(写真左)
 
コーポレート本部 企画開発ユニット
IT企画部 基幹グループ 主任
松田 宣希 氏(写真右)
導入背景

●基幹システムの再構築

●専門性の高いERP パッケージの帳票開発への対応

導入ポイント

●旧システムでの実績

●容易な操作性と高い生産性

導入効果

●帳票開発コストの削減

●ERP パッケージとの容易な連携

●プリンタの一元管理

●システムの高い安定性

導入製品

SVFRDESVF Connect SUITE

帳票開発の導入効果を評価しSVF/RDEを選定
容易な操作性と高い開発生産性を評価

欧米やアジアのメーカーから半導体などの機器を輸入販売

トーメンエレクトロニクス(以下、トーメン エレ)は、欧米をはじめ、アジア太平洋地域における100社以上のメーカーから、半導体や通信機器、ストレージ製品などを輸入販売する商社として、1792年に創業。「私達は、社会の先端ニーズに情報と創意で応えます」という経営理念に基づき、情報、通信、家電、産業機器、アミューズメント、自動車など、1000社を超える顧客企業に製品を提供している。

現在、トーメン エレでは、大手メーカーを中心に世界的な再編が加速する半導体業界の中で生き残るために中期計画を策定。「顧客満足を得るためのデマンドクリエーション営業の徹底」「効率的経営推進のための選択と集中の加速」「アジア太平洋地域を中心とした海外展開の充実」という、3つの取り組みを推進している。

国内9拠点、海外9カ国に展開する拠点で事業を展開するトーメン エレでは、業務の効率化やグローバル展開への対応などを目的に、ERPパッケージを採用した基幹システムの再構築を実施。この再構築にともない、帳票基盤ソリューションとして、SVFおよびRDEを採用した。

基幹システムの構造が複雑化
専門知識を要する帳票開発も課題

トーメン エレでは、2004年に基幹システムを独自に開発。約6年が経過したことから、システムの構造が複雑化し、これ以上の拡張が困難になっていた。また原因不明の障害で、システムがダウンしてしまうという現象が月に1回程度発生していた。さらに今後、内部統制への対応や海外拠点への展開も視野に入れた取り組みも必要だった。

コーポレート本部 企画開発ユニット IT企画部部長の国原 俊一氏は、「独自開発は個別要件に対応しやすいので、利用者の利便性で考えれば特に問題ありません。しかし独自開発により個別最適化を進めてしまうと長い目で見たとき、それは業務の共通化を阻む非効率なものとなってしまいます。そこで業務の全体最適化を目指し、基本思想が固まっているERPパッケージの採用を決めました」と話す。

しかしERPパッケージの帳票開発には、専門的な知識が必要となるために、社内で開発、メンテナンスしていくことが困難だという課題もあった。そこで採用されたのが、SVF/RDEだった。

ERPとSVFによる帳票出力基盤
幅広い業務の帳票出力に対応

トーメン エレでは、2007年8月ごろからERPパッケージの導入の検討を開始し、2008年8月より導入プロジェクトをスタート。約1年をかけて要件定義やシステム設計を行い、導入作業を実施。2009年9月より各種テストを行い、2010年5月に本番稼働している。

今回、導入されたERPパッケージのモジュールは、販売管理(SD)、在庫/購買管理(MM)、生産管理(PP)、ビジネス・インテリジェンス(BI)、管理会計(CO)、財務会計(FI)、倉庫管理(WM)など。そのほか、営業戦略支援システムを連携するなど、既存システムも有効活用している。

帳票出力基盤として採用されたSVF/RDEは、SVF Connect SUITEを使用してERPパッケージとの連携を実現している。具体的には、倉庫管理における出荷指図書や在庫の受入・検収書、顧客に送付する請求書や売上伝票、輸出書類などの印刷に幅広く活用している。

コーポレート本部 企画開発ユニット IT企画部 基幹グループ 主任の松田 宣希氏は、「ERPから直接出力している帳票もありますが、9割以上の帳票はSVF/RDEから出力しています。SVF/RDEはこれまでも帳票開発に利用しており、その実績を評価して採用を決めました」と話す。

今回、ERPは海外のデータセンターで、SVF/RDEは国内のデータセンターで運用、管理されている。松田氏は、「帳票は自分たちで管理したかったのでSVF/RDEは国内のデータセンターに置きました。ERPの管理については負荷が大きすぎるので、運用も含めて海外のデータセンターに置きました」と話している。

SVFの安定稼動を評価
帳票開発コストも大幅に削減

SVF/RDEを採用した基幹システムを構築した効果を松田氏は、「ERPパッケージの標準レポート機能を利用すると、帳票の作成や変更時に専門的な知識を持ったベンダーに依頼することが必要になり、コストがかかる場合があります。SVF/RDEを採用したことで、帳票を自分たちで開発することができるようになりました。月に3件くらいは修正依頼がありますが、社内で修正対応できるので、大きなコスト削減につながりました」と話す。

国原氏は、「SVF/RDEは使い勝手がよく、高い開発生産性も評価しています。また、これまで培った経験やノウハウを生かすことができることも導入効果のひとつでした」と話している。

またこれまでは、各部門でプリンタを管理していたが、SVFを採用したことで、全社のプリンターを一元的に管理できるという効果も生まれている。

一方、ERPパッケージからの帳票出力にSVF/RDEを採用した仕組みを構築するにあたっては、旧システムとは帳票のデータフォーマットが違うため、どのようなインターフェイスで連携するかが課題だった。松田氏は、「どうすれば効率的にインターフェイスを確立できるか試行錯誤しました。そこでウイングアークの技術支援サービスを利用し、CSVファイルインターフェイス(UCXSingle)方式を採用しました」と話す。

「インターフェイスの連携で少し苦労したので、本番稼働後も少し不安でした。しかし約4カ月、何の問題もなく動いています。2つのシステムを連携しているのではなく、1つのシステムを運用しているような安定感です。以前は、月に1度システムの再起動が必要でしたが、現在は1度も再起動をしていません」(松田氏)

これら2つのシステムは日本IBMのデータセンターで運用管理されており、信頼性の高い運用環境での安定稼動を実現するとともに、作業負荷が大幅に低減されている。

導入効果の定量化を実施
意思決定のスピード化を目指す

今後の展望について国原氏は、次のように語ります。「ERPパッケージとSVF/RDEによる基幹システムからの帳票出力は、まだ導入して間もないので数値的な導入効果の精査が今後の取り組みになります。また将来的には、各部門で、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)のレベルでの個別採算を実現し、意志決定のスピード化を目指していきます」

現在は、入力担当者がようやく操作性に慣れ、入力業務が落ち着いてきたところ。国原氏は、「インターフェイスが変わると、利用者には多少の混乱があります。しかし現状で操作性に多少の不便があっても、業務をシステムにあわせるという本質的な使い方をすることで、将来的に業務の標準化を期待できます」と話す。

国原氏はまた、「現在、ビジネス・インテリジェンス製品を使用していますが、今後はより簡単にデータを分析できる仕組みを導入していきたいと思っています。また、グローバルに展開している拠点にERPパッケージと連携したSVF/RDEの帳票出力環境をいかに展開していくかも検討していきたいと思っています」と語っている。

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