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導入事例

 様に導入

  • 効率化
  • コスト

九州三菱自動車販売株式会社 | 導入事例 | ウイングアーク1st

 様に導入

九州三菱自動車販売株式会社

年間170 万枚を超える帳票印刷の基盤にSVF/RDE を採用
IBM System i の既存プログラムをほとんど改修することなく短期間で構築

  • SVF

  • 卸売・小売

  • 業務効率化

  • コスト削減

Before

基幹システムから帳票データを作成し、各拠点に設置された約100台のプリンターに登録されている帳票フォームから、オーバーレイ機能を使用して帳票を印刷していました。

After

帳票サーバーをセンターに設置し、スプールデータを一元管理することで、帳票フォームの追加や変更もセンター側で一括管理でき、作業負荷を大幅に軽減することができました。

九州三菱自動車販売株式会社

電算室 マネージャー
臼井 謙治 氏(写真右)
 
電算室 課長代理
稲葉 剛 氏(写真中)
 
電算室 係長
星加 博之 氏(写真左)
導入背景

●オーバーレイに依存しないプリンターの選択

●プリンターのメンテナンス作業負荷の軽減

導入ポイント

●SVFX-Designerの開発生産性

●強力なサポート体制

●明確な導入コスト

導入効果

●劇的な開発生産性の向上

●帳票システム一元化による作業負荷軽減

●印刷パフォーマンスの大幅な向上

導入製品

SVFX-Designer / RDESVF Connect SUITE

リコーのPrintAssistant 機能搭載プリンターで
パフォーマンス向上とコスト削減を両立

地球に優しいクルマ作りを先進のコンピュータで支援

九州北部および中部に80拠点以上のネットワークを持つ九州三菱自動車販売。1951年の会社設立から60年以上、地域密着の経営基盤により、顧客との信頼関係を築きあげてきた。三菱系トップクラスの規模のディーラーとして、メーカーや商品に経営を左右されない柔軟な組織を構成し、新車販売のみに頼らず国内需要に見合った経営計画を実行する。

三菱自動車は電気自動車をいち早く商用化したメーカーであり、Drive@earth(ドライブ・アット・アース)というコンセプトを展開。走行中の CO2排出ゼロ、地球温暖化防止に貢献する電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」をはじめ、世界の環境基準をクリアしながら、走りの楽しさにあふれた、地球と共生できるクルマ作りを目指している。

電算室 参与 部長の松本 登久司氏は、「地球に優しいクルマ作りと同様に、早い時期から先進のコンピュータを導入し、業務の効率化や生産性の向上を推進してきました」と話す。この取り組みの一環として、各販売拠点に設置されたプリンターへの帳票出力システムを再構築することを決定。大量印刷を支える帳票基盤として SVF/RDEを採用した。

オーバーレイ搭載プリンターの作業負荷とコスト低減を目指す

九州三菱自動車販売では、IBM System iで稼働している基幹システムから帳票データを作成し、レーザープリンターに搭載されたハードディスクドライブ(HDD)上に登録されているオーバーレイを重ねて帳票を印刷していた。オーバーレイは罫線や網掛け、飾り文字などで構成され、基幹システムで作成された印刷データの上に重ねることで帳票を作成する仕組みだが、これはいくつかの課題があった。

電算室 マネージャーである臼井 謙治氏は、次のように語る。「課題はプリンターがオーバーレイ機能に対応したものに限られてしまうために、もしプリンターが故障したら、ほかのプリンターに印刷できないことです。そこで 5577エミュレータに依存することなく、自由にプリンターを選択したいと考えていました」

またオーバーレイに変更があった場合や新たなオーバーレイを追加する場合、各拠点に設置されている約100台のプリンターのHDDに、ネットワーク経由でオーバーレイを追加、変更する作業を行わなければならなかった。臼井氏は、「この作業の負荷軽減と、それに伴うコストの削減も課題でした」と話している。

年間 170万枚の帳票出力を支える帳票出力システムをSVF/RDEで実現

自動車の販売では、大量の帳票が印刷される。九州三菱自動車販売でも、1年間で約96万枚の請求書、約60万枚の有償・無償の部品伝票、約21万枚の新車見積がレーザープリンターから印刷されていた。また、約59万枚の修理伝票、約38万枚の作業指示書、約3万枚の新車注文書がドットインパクトプリンターで複写伝票に出力されている。

九州三菱自動車販売では、2010年より帳票システム再構築の検討を開始。いくつかの製品を検討した結果、プリンターメーカーであるリコーから提案されたSVF/RDEの採用を決定した。臼井氏は、「オーバーレイが必要な26種類の帳票からSVF/RDE環境に移行しています。当初は別の外資系ベンダーの帳票ツールを導入する予定でしたが、サポートが不安で課金体系も複雑でした」と話す。

今回、構築した帳票出力システムは、センターに設置された IBM System iで作成された帳票データを、帳票スプールデータとしてSVF/RDEに登録し、80拠点、約700台のPCと約100台のプリンターから印刷する仕組み。臼井氏は、「帳票サーバーを各拠点に置くのではなく、センターで集中管理するのがポイント。この仕組みは非常に重要でした」と話している。

帳票サーバーをセンターに設置し、スプールデータを一元管理することで、帳票フォームの追加や変更もセンター側で一括管理できます。これにより、作業負荷を大幅に軽減することができます」(臼井氏)。

劇的に開発工数を削減
大量印刷のスピードも3倍に

今回、最初に稼働したのは請求書の印刷システム。2011年6月から開発をはじめ、約1カ月で稼働した。残りのシステムも、数カ月以内で開発されている。

臼井氏は、「RPGプログラムでSCSデータを出力する仕組みを開発することを考えると、コベルコシステムのe-SYOHSI※1でCSVデータを作成し、SVF/RDEで帳票を作成する組み合わせは、劇的に工数を削減できました。またIBM System iで稼働している既存のプログラムを、ほとんど改修することなく利用できました」と話す。

また SVFX-Designerを活用したことで、帳票の見栄えも以前のオーバーレイに比べて格段によくなった。臼井氏は、「まだ SVFX-Designerの全機能の2割程度しか使っていないので、今後使い慣れてくるとさらに高品質な帳票を短期間で実現できるようになるでしょう」と話している。

さらに現在は、約100台のプリンターのうち、20台程度しか稼働していないために、すべてのプリンターが稼働した場合のネットワーク負荷なども検証していかなければならない。しかしリコーのプリンターには、IPSiO リモートプリント for RDE※2によりPrintAssistant(PA)機能が搭載されていることからネットワーク負荷を軽減できる。

「リコーの担当者と数百枚の帳票をどれくらいの時間で出力できるかを何度も検証し、ベストの設定ができました。たとえば 400 ページの請求書を印刷するテストで、当初は3分程度かかっていましたが、1分弱に短縮できました。400ページの出力時間は、以前に比べ大幅に短縮されました」(臼井氏)

あらかじめプリンターにPAが搭載されているので、各拠点にPAサーバーを設置する必要もなく、PAサーバーの導入コスト削減にもつながる。もちろん、SVF/RDE の高い安定性と印刷パフォーマンスの向上は大きな導入効果だった。

そのほかビジネス面での効果を、松本氏は、「SVF/RDEは、非常に高いポテンシャルを秘めています。有効活用することで、高品質な帳票をお客様にお届けすることができます。帳票も含め、常にお客様の期待に応えるサービスを提供することで、顧客満足度のさらなる向上も期待できます」と話している。

人事給与にもSVF/RDEを展開
専用帳票すべての移行を計画

今後、九州三菱自動車販売では、ドットインパクトプリンターで出力している複写伝票も、SVF/RDE環境に移行していく計画。臼井氏は、「ドットインパクトプリンターは、丈夫で長持ちですが、価格も高く、できるだけ減らしたいと考えています。まずは年間3万枚程度出力している新車注文書をSVF/RDE 環境に移行していく予定です」と話す。

また会計システムの財務諸表についても、SVF/RDEでオープン化することを検討している。臼井氏は、「すでに人事給与システムから源泉徴収票を出力する仕組みを、SVFX-Designerを使って数日で開発しました。今後、業務に関わらず専用帳票の印刷はすべてSVF/RDE環境に移行したいと思っています」と話している。

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