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導入事例

 様に導入

地方の中小企業にとって大切な人とのつながりを強化できる。それがSansanで

 様に導入

福岡県北九州市で、卸売・小売業を営んでいる丸喜鋼業株式会社様は、個人向け無料名刺管理アプリEight(以下、Eight)をご利用後、全社的にSansanを導入してくださいました。Sansanの活用方法とその効果について、代表取締役社長の川口貴弘様にお話を伺いました。

丸喜鋼業 川口様
代表取締役社長 川口貴広様

リーマン・ショックの影響で打撃
打開策を模索していた

– 丸喜鋼業の事業内容について教えてください

パイプの専門商社として、1963年に福岡県北九州市で創業しました。現在は、パイプの卸売・小売業として、切断加工、鋼管、鋼材、特殊鋼、非鉄金属、配管材料等の特殊加工を中心に事業展開している従業員36名(うち営業は5名)の中小企業です。北部九州一帯を中心に営業しており、九州新幹線新鳥栖駅や新大牟田駅、サッカーJ2大分トリニータのホームスタジアムである大分銀行ドーム、近年では、東京スカイツリーへの納入実績もあります。

– Sansanを導入した時期について教えて下さい

Sansanを導入したのは、2012年9月です。当時は2008年に起こったリーマン・ショックにより、地方の製造業も大きな打撃を受けており、創業50年を超える当社も例外ではなく、売上4割減で3期連続の赤字に低迷していた時期です。
当社は主にルートセールスですから、営業を強化しようと思い立っても、目新しいアイデアはなかなか出てきません。営業日報を義務化し、営業状況を収集・確認しようと試みましたが、定着には至りませんでした。明確な打開策が見つからないまま、市場環境が回復するのを待っていたように思います。

丸喜鋼業のパイプ加工技術
高精度で効率的なパイプ加工を行っている

地方での事業展開は人とのつながりがすべて
名刺管理が現状打開のヒントに

そんなとき、偶然見ていたテレビのニュース番組で名刺管理ソフトを紹介していました。その瞬間「コレだ!」と思い、使い始めたのがEightです。

実際にEightを使ってみると、その便利さに驚きました。それまでもフリーの名刺管理ソフトを使ったことはありましたが、その使い勝手の悪さや手間がかかることもあって、定着することはありませんでした。

そんなEightに興味がわいたのでいろいろ調べてみると、どうやらSansan(当時の名称はLink Knowledge)という法人向けの有料サービスもあるようだとわかりました。名刺をスキャンで取り込むだけで名刺管理や日報登録ができ、しかも組織図の可視化やその企業情報がメールで届くといいます。もしかしたら低迷の打開策として使えるのではないかと思いました。

– なぜ低迷の打開策として役立つと思ったのですか?

私は中小企業の経営者という立場で、いろいろな会合に参加する機会が多いのですが、そのような場では、「名刺交換をし、少しだけ話し」また次の人と「名刺交換をし、少しだけ話し」のくり返しです。よほどの記憶力がない限り、すべての方の顔と名前を一致させることは難しい。
しかし、市場規模の大きくない地方での事業展開には、人づきあいは欠かせません。人とのつながりがすべてですし、そこから仕事に発展することもある。ところが現実問題として、すべての名刺情報を記憶することはできません。
ですから、会った人に関するすべての情報をSansanに蓄積しようと思いました。もちろん、5名いる営業担当にもSansanに名刺情報を集約してもらうことで面白い営業ができるのではないか、と期待がふくらみました。

丸喜鋼業 川口様
すべての出会いをビジネスにつなげられたらと思うとワクワクすると話す川口様

一期一会を大切にする私にとって、Sansanは優秀な私設秘書です

– Sansanを使ってみた感想は?

優秀な私設秘書ですよね、Sansanは。
私がしているのは、コメント欄の活用です。ある会合で名刺交換をする。そのときに得たプライベートな情報や印象、特徴等をその日のうちにSansanのコメント欄に打ち込んでおくのです。そして、次の会合に参加する前に出席者リストを見て、Sansanで検索しておきます。
過去に名刺交換をしていれば、その方に関する情報があります。「ゴルフが好き」「日本酒しか飲まない」「お嬢様が大学合格した」など。それを会合前に覚えておき、会合で会った際にそのことを話すのです。相手の方は驚かれると同時に、「そんなことまで覚えてくれている」と喜んでくださいます。
これが積み重なると、相手の対応が変わってくる。ひとは自分に興味をもってくれた相手を粗末にはしないものです。

– まさにビジネスの出会いを資産に変えているわけですね

一期一会を大切にしています。当社のような地方の中小企業にとっては、人とのつながりが、すべてだと思うのです。たった一度の出会いでも、それがビジネスに繋げられたらと思うとワクワクしませんか。喜ばれることの積み重ねが、「あのひとに頼みたい」「あの会社と取引したい」となってくれるのではないかと思うのです。その意味においてもSansanは、優れたツールであり、優秀な私設秘書です。

– Sansanが定着するには、時間は掛かりましたか?

ほんとうにスキャンするだけなので、営業担当5名全員がすぐにできました。でも良かったのは、それだけではありませんでした。
案件に動きがありステータスが変更されると、案件のメール通知が営業部長と私のところに送られて来るように設定できます。当社の営業はルートセールスであり、積極的に名刺交換をする機会もありませんし、状況が頻繁に動くことはありません。「ほんとうに営業しているのか?」と不安になることもありました。この機能のおかげで、営業の動きが把握できるようになり、安心につながりました。このように、営業が見えるようになった点でも、Sansanの導入効果は大いにあったと思っています。

– リーマン・ショック後にSansanを導入して、業績に変化は起こりましたか?

リーマン・ショックから6年が経ちますが、未だに業績が回復していない同業者や赤字続きの企業も少なくない中にあって、Sansanを導入した後から黒字に転じ、いわゆるV字回復することができました。一時は、業績給と連動している賞与を落とさざるを得ない状況まで来ていましたが、今年2014年は年収ベースで少ない社員で140%、多い社員であれば180%増を達成することができ、社員全員に利益分を還元できるまでに回復しました。

– 今後、Sansanに期待することをお聞かせください

一期一会を大切にし、これまで同様に地元を重視する展開は変わりません。そのうえで、お客様が喜ぶような加工度の高い付加サービスを提供し続け、北部九州で丸喜鋼業がいなくなったら困る存在でありたいと思っています。
日本の99.9%は中小企業という統計もあるようです。Sansan株式会社には、中小企業にも便利で使いやすい製品・サービスを、これからも創造していってほしいと思います。

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