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導入事例

 様に導入

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  • コスト

9名で利用開始、2年後には全社1,200名へ。先行導入により社員を啓蒙したこ

 様に導入

段階を踏んで全社導入するにあたり、
名刺は会社の資産であるという
啓蒙を行った

JA三井リース株式会社様は、2013年に三井物産営業推進部の9名でSansanの利用を開始しました。2016年1月には全社(国内一部グループ会社含む)従業員約1,200名にSansanのIDを付与してSansanを利用しています。全社導入の背景とその効果を中心にSansanの取次店でもいらっしゃる三井物産営業推進部 真方様と、システムイノベーション部の中尾様にお話を伺いました。

お客様の幅広いニーズに応える
個性豊かなリース会社

-JA三井リース株式会社の事業内容を教えてください

真方様)JA三井リースは、「JA系統」と「三井系・商社系」という特性を併せ持つ、個性豊かなリース会社です。自動販売機やコンビニの店舗設備等の生活に身近なものから、農業設備、自動車・半導体等の製造設備、医療・船舶輸送・不動産等の社会的インフラまで様々な商材を扱っており、リース・ファイナンス等によりお客様の幅広いニーズにお応えしています。

-Sansanを最初に導入いただいた三井物産営業推進部について教えてください

真方様)私どもが所属する三井物産営業推進部は、三井物産の株主連携の窓口として展開しております。三井物産本社の中に事務所を置き、14年目を迎えました。現在は14名が勤務。主な仕事は、三井物産の各営業本部、三井物産の関連会社、その取引先に対するリース営業を行っています。

国内グループ会社1,200名にIDを付与。
うち営業は650名

-Sansanを導入したのはいつですか?

真方様)2013年9月、三井物産営業推進部にて9名で利用をスタートしました。その後2015年9月に52名に増やし、2016年1月には全社的に導入、国内グループ会社約1,200名で利用するようになりました。

-全社導入は予定にあったことなのですか?

真方様)はい。全社導入は当初より検討していました。しかし、コストがかかることに加え、利用価値が未知数だったこともあって、段階を踏んで全社導入を行って欲しいという要望が会社側からありました。そこでまずは、私どもの部署でSansanを導入し、その後社内へ広めるという二段構えをしながら、啓蒙活動をしました。その結果、2016年1月に全社導入に至りました。

-全社員1,200名のうち、営業部門は何名くらいですか?

真方様)営業部門は、1,200名中650名ほどです。もちろん、名刺交換の頻度は部署や役職により違います。しかし、名刺は会社の資産であるという啓蒙をしており、すべての名刺をSansanに取り込み、データ化することを推奨することで、全社員によるデータベース構築を進めています。

全社導入の決め手は「コーポレートライセンス*」

-全社導入に際して、課題はありましたか?

中尾様)全社に導入となると、真っ先に考えるのが、そのコスト面。そして、もうひとつがセキュリティ面です。

-まず「コスト面」は、どのようにクリアしたのですか?

中尾様)全社1,200名への導入ですから、コストは悩ましい課題でした。しかし、Sansanから提案してもらえた「コーポレートライセンス」で、その課題はクリアできました。
コーポレートライセンスは会社全体の名刺量に対する課金ですので、全社でID単位の課金をする場合にくらべ、そのコストは半分程度におさまります。とくに、名刺交換の頻度は部署や役職で違いがあります。その場合ID単位の課金では割高に感じることがありますが、コーポレートライセンスにより、その不安は解消されました。全社導入ではありますが、単価を考えれば、リーズナブルな契約だと感じています。

組織力で営業をカバーしましょう、そのためにも名刺を取り込み、人脈を可視化する、というのがSansanのコンセプトのひとつだと思います。その点を考えても、コストをかけても全員にIDを付与する価値は高いと感じます。実際、先行導入した部署のユーザーからは、Sansan導入を催促されていましたしね。

*コーポレートライセンス・・・従来の個別のユーザID単位での課金ではなく、組織単位で無制限にライセンスを付与できる新しい料金プランです。

-先行利用していたユーザーから「Sansanの全社導入を催促された」というのはなぜですか?

真方様)ユーザー数が多ければ多いほうが、効果が高まることを経験上、わかっていたからです。これは、ユーザーだからこそ、感じることでもあります。Sansanを組織全体で利用することで、組織全体の力でもって営業を行えるのはとても大きいと思います。
また、異動による引き継ぎの問題もあります。Sansanを導入していない部署に異動してしまったら、それまで蓄積した名刺データは引き継げません。これまでの引き継ぎは名刺のコピーを担当者に渡すというアナログな対応でしたから、時間もかかる。Sansanならカンタンで確実に引き継ぎができます。

-もうひとつの課題であった、「セキュリティ面」については?

中尾様)数年前までは、当社のシステム部門のクラウドに対する考え方は 「クラウド=セキュリティが甘い」という認識でした。クラウドサービスであるSansanの導入についても、その点が大きなネックでした。

ところがここ1年ほどで、外部環境が変化してきました。大手企業がクラウドサービスに参入しています。クラウドのほうが、セキュアでコストも安いという流れに変わってきたのです。事実、経済産業省や大手企業がSansanを導入していることも安心材料になり、当社のシステム部門のクラウドに対する考え方も変わってきて、クラウドに対するアレルギーがなくなってきました。そのような状況の変化もあり、Sansanは当社が最初に本格導入したクラウドサービスになったのです。

Sansanで会ったことのないお客様の
過去が見える

共通の知り合いを見つけることで距離が縮まる

-Sansanのユーザーが増えることで、どのような変化がありましたか?

真方様)先ほどもお話しましたが、引き継ぎが便利になりましたね。会ったことのないお客様の過去が見える、というのは非常にありがたいです。これは実際に私が恩恵を受けた例ですが、他部署から大手のお客様を引き継いだ際のことです。はじめてご挨拶に行く前にSansanを確認すると、その方は転勤で札幌で勤務していた期間があることがわかりました。

実は私自身も、札幌勤務の経験があるのです。当日、札幌勤務のことを話題にすると、「なぜ知っているんですか?」と、驚きつつも、とても喜んでいただけたんです。「Sansanというシステムを使って、社内で名刺情報を共有しているんです」と話すと、はじめてお会いしたのに、最初から意気投合しましたね。

おたがいの共通点を見つけ出すのは、営業の基本ですよね。はじめての方でもお会いする前から、どのようなキャリア送ってきたか、どんな方なのかがひと目で分かる。営業としては、その点をセールストークに活用できます。同時に、「人脈」は大事だと思います。共通の知り合いを見つけるだけでも、距離は縮まり、対応が違ってくることがありますから、その点もうまく活用していきたいですね。

-これまでご利用いただいた中で、具体的に良かった点はありますか?

真方様)オーソドックスですが、取引先の社長や役員の昇進・昇格のニュースがスピーディーに入ってくるのは非常に役立っていますね。ひょっとしたら新聞より早く見ることもあるくらいです。部下にはアポを取る、メールを送る、お花の手配をするなど、具体的なアクションを起こしてもらえるので、マネージャーとしても役立てています。

さらにお客様とのコンタクト履歴がわかるので、部下が誰といつ会っているか、他にどういうメンバーが会っているかというのを把握することもでき、非常に助かっていますね。
昇進・昇格がわかったときには、社長名義で祝電を打っています。その新しい役職や肩書きの確認にもSansanを活用しています。以前は新聞を片手に一語一句照会していましたが、いまはSansanで確認しています。Sansanのほうがスピードも速いし、精度も高いと感じます。さらに、長期保存もしてくれます。とても便利に使わせてもらっています。

じつは先日も、祝電のお名前を間違えていたのに気づいて、思わず「Sansanで確認したのか!」と言ってしまったのですが、担当者は「見てませんでした…。」と反省しきりでした(笑)

情報が積み上がっていく楽しみがある

全社導入により、
これから先のデータベースが楽しみです

-全社導入を検討されている企業様へ、アドバイスをお願いします

真方様)CMの効果もあってかSansanの認知度も上がっていますし、使い勝手の良さや利便性は、他の事例で十分に伝わっていることでしょう。取次店として対応するときにも、私ども自身がSansanユーザーですから「Sansanは携帯電話の次に手放せませんよ」と話します。実際手放せませんし、一度使ったら元には戻れないほどに、当社のビジネスインフラになってきています。

中尾様)効果の予測がつかない状態ではコマーシャルベースの話を信じるしかありません。その点、当社が取り組んだように先行導入をトライアル期間と捉えれば、リスクは最小限に抑えられるかもしれませんね。

-今後のSansan活用案をお聞かせください

真方様)今後は、メモ機能を積極的に活用したいですね。引き継ぎ書に取り立てて書かないような情報の蓄積が、意外に効果を発揮することがあります。出身地や出身大学、取引先企業の社長と同級生だとか。接待でも、好きな料理だとか、好きなスポーツ、休日の過ごし方などを残しておく。営業では、そのようなプライベートな話を耳にすることもありますから、そこを覚えておくと後々喜ばれますよね。その意味でも、情報が積み上がっていく楽しみがあります。5年後、10年後のSansanのデータベースがどうなっているか、今から楽しみです。

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