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株式会社ピーチ・ジョン

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Windows タブレットを起点に、顧客体験の変革を新しい感性で追求
新業態の挑戦を加速させるタッチ ポイントに期待

写真:株式会社ピーチ・ジョン

株式会社ピーチ・ジョン

「元気・ハッピィ・SEXY」をコンセプトに、カタログ通販、インターネット通販、店頭販売の 3 つのチャネルを通じて、女性向けインナー ウェアを主力とした商品販売を展開する株式会社ピーチ・ジョン。2014 年 2 月、同社が 16 歳~ 24 歳をターゲットにスタートする新業態が、「PEACH JOHN」の次の柱として期待される「YUMMY MART (ヤミー マート)」です。キーワードは「新感覚」「マート」「情報発信」。店舗主体で展開されるこのブランドは、若い世代の心を捉えるさまざまな仕掛けにも注目が集まります。その 1 つとして、新たなタッチ ポイントとなる Windows タブレットが、これまでにない顧客価値を生み出し、ブランド躍進の可能性を大きく拡げようとしています。

<導入の背景とねらい>
新業態「YUMMY MART」の立ち上げに向け
コンセプトの実現を後押しするしくみを検討

株式会社ピーチ・ジョン
経営企画部
情報システム課 課長
安住 祐一 氏

株式会社ピーチ・ジョン
クリエイティブ室
新ブランドプロジェクトリーダー/PR
菊楽 善子 氏

株式会社ピーチ・ジョン (以下、ピーチ・ジョン) では、2009 年の基幹システムの刷新以来、株式会社ソリマチ技研 (以下、ソリマチ技研) の UNITE-POS net をベースにした POS レジ システムを運用。顧客接点の強化を目的とした「統合 CRM」と連携し、POS データと Web の購買データなどを一元管理するしくみや、購買履歴に応じた割引率を適用するサービスなど、オムニ チャネルの基盤整備に早い段階から取り組んできました。

新業態「YUMMY MART」でもこれらのしくみは引き継ぐものの、「今回のプロジェクトでは、これまでの店舗と決定的に違う要件があった」として、株式会社ピーチ・ジョン 経営企画部 情報システム課 課長 安住 祐一 氏は振り返ります。「新業態のお店づくりにおいて、入りやすさ、買いやすさなど、敷居を徹底的に低くしたいという要望がありました。さすがに既存のしくみだけでそこまではカバーできないので、顧客接点においてよりシンプルかつ簡単なフローを実現するために、何か別の解決策を考えていく必要があったのです」。

新ブランドが目指すのは、マート感覚の気軽さやお手頃さ、PEACH JOHN にはなかったような新しいスピード感。「下着は買い替えのニーズが発生しないと、なかなかお店に足が向きません。でも YUMMY MART は違います。行くたびに新しい発見があり、下着と一緒にお菓子やアクセサリーも買える。用がなくても立ち寄りたくなるお店づくりを進めています」と語るのは、株式会社ピーチ・ジョン クリエイティブ室 新ブランドプロジェクトリーダー/PR 菊楽 善子 氏です。

併せて、接客業務に共通する従来の課題を解決したいという思いもありました。「サイズ探しや商品探し、在庫問い合わせといった煩雑な業務に時間を取られるスタッフのストレス、待たされるお客様のストレスをなんとかしたいと強く訴えました。店頭でお客様自身が操作して注文までできてしまう。それぐらいの手軽さが欲しいと思っていました」 (菊楽 氏) 。

情報システム課では、新業態の挑戦を可能な限り後押しすべく、「現行システムをベースにしながら、新しい取り組みを実現するために、何ができるのかを考えていった」と安住 氏は言います。

ピーチ・ジョンの新業態ブランド「YUMMY MART」


軽快かつ直感的なタッチ操作で、接客時のお客様とのコミュニケーションもスムーズに

<導入の経緯>
顧客体験の変革をねらう新たなタッチ ポイントに
最新の Windows タブレットと UNITE-R2 セールスコンシェルジュを採用

株式会社ピーチ・ジョン
経営企画部
情報システム課 インフラ担当
湯田 知之 氏

株式会社ソリマチ技研
副部長
磯部 章 氏

具体的な検討を始めたところに、図らずも絶妙なタイミングでソリマチ技研より新製品「UNITE-R2 セールスコンシェルジュ」の企画提案がありました。同製品は、Windows ストア アプリの特性を活かしたシンプルで直感的なユーザー インターフェイスを全面的に採用し、Windows タブレットを介して高品質、高付加価値の「お買いもの体験」を提供するアプリケーションです。

株式会社ソリマチ技研 副部長 磯部 章 氏は、「製品をリリースしたものの、実際に使っていただかないことには真価を見極められません。そこで、どのように使えそうかをご相談したところ、ちょうど当社が考えていたコンセプトのソリューションを探していたと知り、一気にプロジェクトが動き出しました」と説明します。

ソリマチ技研とこれまでの 5 年にわたる信頼関係があったことに加え、顧客体験の変革をねらう製品に対し、ピーチ・ジョンのニーズが見事にマッチしたのです。しかも、既存の POS システムに付加できる点も魅力でした。タブレットの接客情報が POS にリアルタイムに連動し、在庫情報の検索や決済まで完了できてしまいます。

「他社で進めていたら間違いなくスクラッチ開発でしたね。費用対効果が合わず、実現せずに終わったかもしれません」 (安住 氏) 。また、デバイスに Windows タブレットを選択したことについて、株式会社ピーチ・ジョン 経営企画部 情報システム課 インフラ担当 湯田 知之 氏は、「最初からこだわっていたわけではなく、新業態のニーズを形にするために検証を重ねた結果、Windows タブレットがベストな選択だったということです。システム部門としては展開して終わりではないので、既存システムとの親和性や導入後の運用までを見据えて選定しています」と強調します。

<期待効果と今後の展望>
新業態での取り組みを試金石として
他の直営店への展開も検討

まずは YUMMY MART 第 1 号店、その後に続く 2 店舗のオープンに向けて、Windows タブレットの機種選定とアプリケーションの使い勝手の調整を進めるピーチ・ジョン。デバイスは Microsoft Surface Pro 2 または 8 インチ モデルを有力候補に、スタッフとお客様の両視点から使いやすさを検証、最終判断する予定です。

実運用を前に菊楽 氏は、「これでスタッフとお客様のストレスが大きく軽減されるでしょう。下着のサイズは他人に知られたくないので、簡単なタッチ操作で在庫を確認できるだけでも、お客様にとっては有意義な体験です。さらに在庫数が見えると購買意欲にもつながります。これまで上手に使いこなせていなかった豊富なビジュアル素材も出番が多くなりそうです」と期待感を募らせます。

安住 氏が、「デバイスは接客におけるツールにすぎないので、そこにタブレットがあることを意識せずに、お客様がコンテンツやブランドの中身をいかにシンプルかつ気軽に体験いただけるかが重要です。そのための 1 つのアイテムとして期待しています」と語るように、ここからはデバイスを使いこなすためのアイデア勝負です。その際、既存の「統合 CRM」はもちろん、多種多様な周辺装置やサービスをつなぐことで同社のアイデアを実装し、できることの幅を拡げられるのが Windows の強みです。

「今回のしくみは、顧客体験の変革を、新業態の YUMMY MART において新しい感性で追求していくための試金石として捉え、成果を検証しながら今後の展開を見据えていく」 と安住 氏。

ソリマチ技研としても、「運用を通じて浮かび上がってきたニーズを積極的に採り入れ、形にしていきたい。現在はスタッフとお客様が一緒に使うイメージですが、今後はお客様向けの機能も拡充していく考え」だと磯部 氏は言います。

「実は YUMMY MART の商品タグには、料理のレシピや豆知識が書かれているんですよ」と目を輝かせる菊楽 氏。いろんな "きっかけ" を発信することで価値観を広げ、下着と共に女の子たちを内側からハッピーにヘルシーにしたいと願う YUMMY MART。Windows タブレットもまた、そんな "きっかけ" の詰まった情報発信の起点として重要な役割を担おうとしています。

「UNITE-R2 セールスコンシェルジュ」のメイン画面


商品選択画面


商品詳細画面

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