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アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ

 様に導入

ビッグスワンをはじめとするスポーツ施設や会議室の予約サービスを Microsoft Azure 上に構築
初期投資を抑え一般利用者の利便性向上と管理運用コストの低減を実現

写真:アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ

アルビレックス新潟・都市緑花センターグループが管理する
新潟県スポーツ公園

J1 で活躍するアルビレックス新潟のホームグラウンドでもあるデンカビッグスワンスタジアムをはじめとするスポーツ施設がある新潟県立鳥屋野潟公園 (新潟県スポーツ公園) は、新潟県民のニーズに対応したスポーツ レクリエーションの活動の拠点として整備され、1998 年に開園されています。新潟県スポーツ公園の指定管理者であるアルビレックス新潟・都市緑花センターグループは、Azure 上に施設予約管理システムを構築することによって、施設利用の拡大と利用者の利便性向上を実現しました。

<導入背景とねらい>
利用者が使いやすい Web 予約サービスの構築を検討

写真:松岡 徹 氏

新潟県立鳥屋野潟公園
(新潟県スポーツ公園)
指定管理者
アルビレックス新潟・
都市緑花センターグループ
鳥屋野潟スポーツ公園
事務所
所長
プロデューサー
(野球場担当)
松岡 徹 氏

写真:土屋 大輔 氏

公益財団法人
新潟県都市緑花センター
総務課
課長代理
土屋 大輔 氏

写真:石田 雅則 氏

新潟県立鳥屋野潟公園
(新潟県スポーツ公園)
指定管理者
アルビレックス新潟・
都市緑花センターグループ
鳥屋野潟スポーツ公園
事務所
野球場施設課
グラウンド担当
石田 雅則 氏

写真:磨田 勝美 氏

株式会社ソリマチ技研
部長
磨田 勝美 氏

写真:山口 武史 氏

株式会社ソリマチ技研
山口 武史 氏

アルビレックス新潟・都市緑花センターグループは、スポーツ イベント運営のプロである株式会社アルビレックス新潟と、都市緑化等の普及啓発と公園管理を行っている公益財団法人新潟県都市緑花センターによって構成されたグループで、平成 19 年度 (2007 年度) から新潟県スポーツ公園の指定管理業者として管理および運営を行っています。

デンカビッグスワンスタジアムや HARD OFF ECO スタジアム新潟など、多数のスポーツ施設や会議室、レストハウスなどを持つ新潟県スポーツ公園では、これらの施設の予約を電話で受けて台帳で管理していました。しかし、施設利用のニーズが増える一方、キャンセル連絡を受けた、受けないといったトラブルなども発生していたため、何らかのシステムを導入する必要を感じていたとアルビレックス新潟・都市緑花センターグループ 鳥屋野潟スポーツ公園事務所 所長 プロデューサー (野球場担当) の松岡 徹 氏は話します。「利用者アンケートなどで、Web 予約システムがほしい、事前に施設に来て使用許可申請書を書くのが面倒、といった意見も寄せられていました。通常の業務と兼任で電話受付を行う必要があり、窓口対応している間に電話を取り損ねてしまうといった問題もありました」。

これらの課題が頭の片隅にある中で、2014 年 4 月、松岡 氏は地元の新潟県長岡市に本社を構える株式会社ソリマチ技研 (以下、ソリマチ技研) が他県の施設予約サービスを構築したという新聞記事を目にし、すぐに連絡したと言います。

<導入の経緯>
初期費用を抑えられて信頼性の高い Azure を選択

ソリマチ技研とミーティングを重ねながら、利用者が便利に使える Web 予約システムを模索。Azure を利用して、クラウド上でシステムを構築するという提案を受けます。クラウドを利用することは、初期投資をかけたくないアルビレックス新潟・都市緑花センターグループにとっては非常に大きなメリットとなります。「以前、多目的運動広場の予約システムを作ろうとしたことがありましたが、サーバーなどに高額な初期費用がかかり、断念しました。指定管理者は 5 年任期であるため、初期投資をかけてシステムを構築しても、次の期に指定管理者に選ばれなければ無駄な投資となってしまいます。クラウドであれば、初期投資を抑えて導入できると考えました」と松岡 氏は話します。

ソリマチ技研にとっても、Azure は、これまでの経験やノウハウを活かして柔軟な開発が行えるというメリットがありました。また、信頼性や安定性も選択理由の 1 つだと株式会社ソリマチ技研 部長の磨田 勝美 氏は話します。「共用サーバーを使ったシステムを運用していたことがありますが、サーバー停止などのトラブルがまれに発生したり、他のサービスの影響でパフォーマンスが落ちるという悩みもありました。Azure は信頼性が高く、これまでトラブルなどに遭遇したことはありません」。

また、個人情報管理の面でもメリットがあると言います。「個人情報などを手元のサーバーなどに置いてしまうと、我々がその管理を行っていく必要があります。手元に置くよりも、Azure のような信頼できるクラウドに置くほうが、費用面でも信頼性でも安心できると思いました」と公益財団法人 新潟県都市緑花センター 総務課 課長代理の土屋 大輔 氏は話してくれました。

<期待効果と今後の展望>
予約のハードルが下がることで
前日予約などが増えて利用が拡大

システム構築を手掛けたソリマチ技研に対して、アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ 鳥屋野潟スポーツ公園事務所 野球場施設課 グラウンド担当の石田 雅則 氏は、次のように評価します。「施設ごとに利用規約や予約条件が異なる中で、非常に細かな指示に対応してもらったのはありがたかったですね。電話でコミュニケーションを取りながら予約していく過程を、すべてシステムに収めることができたと思います」。また、株式会社ソリマチ技研の山口 武史 氏も次のように話します。「施設で使う備品は貸出体系が異なるため、1 つ 1 つ反映していきました。コマ単位で貸出するもの、照明といったある時間帯にのみ使用するものなど、備品といってもさまざまな貸出方法に対応しました。また、抽選のしくみについては、どの施設に現在いくつの団体がエントリーしているかを明示することで、より当選しやすいよう平準化したり、抽選実施を自動的に行うだけでなく、その当落結果をメールで配信することにもこだわりました」。

2015 年 7 月から団体登録を受け付け、10 月 1 日から予約受付を開始した「新潟県スポーツ公園施設予約サービス」。これにより、利用者にはさまざまなメリットが生まれました。これまでは、決まった時間の電話のみの予約でしたが、24 時間予約可能となりました。「スマートフォンからでもアクセスでき、いつでも予約状況を確認できることから、前日や当日の予約が非常に増えています」 (土屋 氏) 。

以前は、予約解禁日の朝 9 時に施設予約の電話が殺到し、話中の状態が 20 分以上も続くこともありました。これらの電話対応を行う必要がなくなったこともシステム構築の大きなメリットで、これまでは繁忙期で 1 週間に 140 の予約や問い合わせ電話に対応していた時間を通常の業務に集中させることができるようになりました。利用者も、20 分以上リダイアルし続けた挙句、予約が埋まっていたというような状況を避けられます。さらに、利用者の拡大を目指すことで、指定管理者としての評価を上げることにもなります。

ソリマチ技研では、今回の施設予約サービスをベースにし、他の指定管理者に対して本サービスを提供したいと考えています。また、本サービスとソリマチ技研の製品を連携させ、施設利用の自動化やさらなる利便性向上を図ることを考えているそうです。

「今後は、公園の植物や花をデータベース化して、情報発信に役立てることも行っていきたいですね。また、一次避難所として、県や市と連携して防災情報を提供できるような体制を作ることも考えていきたいと思います」と話す松岡 氏。運営のプロと管理のプロがタッグを組んだアルビレックス新潟・都市緑花センターグループは、今後も公園施設の管理を通じて、地域にスポーツと緑花のある生活を提供していきます。

予約状況確認画面
パソコンからだけでなく、スマートフォンなどにも対応して簡単に予約状況確認や利用予約 / 抽選申込が行える。 [拡大図] 新しいウィンドウ


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