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導入事例

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日本工学院専門学校 / 日本工学院八王子専門学校

 様に導入

PR 用ツールとしてのみでなく、教育機会の拡充と、学生のライツ マネジメント教育に向けて、独自の映像配信プラットフォームを整備。マルチ プラットフォームへの映像配信や、公開期限設定などの詳細管理を、Bizlat VoD on Azure で低コストに実現

写真: 日本工学院専門学校 (蒲田キャンパス)

日本工学院専門学校
(蒲田キャンパス)

放送・芸術・音楽・ IT ・工学・医療などの分野を包括する 39 学科、108 の専門分野にわたって数多くの人材を輩出している日本工学院では、「学生の学習機会の増加」、「学生作品におけるライツ マネジメントの教育」そして「開かれた授業の実施」までを視野に入れて、1 つの取り組みを進めています。それが、日本工学院オリジナルの大規模な映像配信システムの運用です。学校案内の映像コンテンツを始め、さらに授業映像の配信や映像を学ぶ学生たちの自主作品におけるライツ マネジメントの徹底なども視野に入れたこの大規模なシステムの実現に最適なソリューションとして選ばれたのが、Microsoft Azure を活用したビジネス プラットフォーム「Bizlat VoD on Azure」(株式会社EVC) でした。

<導入の背景とねらい>
オフィシャルなプラットフォーム構築で、
メリットの少ない無料映像配信サービスの利用を卒業

写真: 馬場 高志 氏

学校法人片柳学園
出版部 広告課
馬場 高志 氏

写真: 鈴木 享一 氏

株式会社コスモ・スペース
制作本部
プロデューサー
鈴木 享一 氏

高速インターネットとスマートフォンなどのモバイル デバイスの普及は、企業と消費者をつなぐサービスやコミュニケーションのあり方を大きく変化させています。そしてこの変化は、教育業界にとっても「無縁ではない」と、学校法人片柳学園 出版部 広告課 馬場 高志 氏は話します。
「Web は今、資料請求を行う窓口ではなく、可能な限りの情報を収集するインタラクティブな場に進化しています。当校もテキストを中心とした静的な Web サイトから脱して、圧倒的な情報量を伝達することができる映像コンテンツの活用に、本格的に取り組んでいく必要を感じていました。」

日本工学院専門学校 / 日本工学院八王子専門学校 (以下、日本工学院) では、2014 年 4 月から新しい取り組みを実践しています。それが、日本工学院独自の大規模な映像配信プラットフォームの運用です。
映像配信に関しては YouTube などの無料サービスが浸透しており、これまでにも学科単位や学生個人による利用が行われてきました。しかし馬場 氏は、「無料サービスの活用からメリットを得ることは難しかった」と言います。
「無料で手軽に使用できることはメリットです。しかし、当校のサイトへの流入も少なく、日本工学院の Web サイト マネジメントにプラスになる要素が少なかったのです。」

さらに馬場 氏は、「以下の 2 つの観点からも、学校独自の映像配信プラットフォームが必要であった」と続けます。「第 1 に、『放送・映画科』や『マンガ・アニメーション科』、『CG 映像科』などクリエイティブな領域で学ぶ学生たちの作品をオフィシャルに発表できる場が必要でした。加えて、学生の才能を伸ばし、その将来を守るためにも、日本工学院としてライツ マネジメント (権利の管理) と適切な指導を行うことが求められていました。YouTube の個人利用に頼っていては、この管理は実現できません。」

2 点目が「より多くの学習機会を提供することです」と、馬場 氏は説明を続けます。
「当学では、数年前から授業の映像記録を撮っています。今は、この映像を各学科から補助的な教材として在校生に提供しているだけですが、映像を容易に管理し、配信できる環境が整えば、学外への公開授業も可能になるでしょう。」

しかも、この理想を実現するプラットフォームの選択は「スムーズに終わった」と馬場 氏は振り返ります。
「とても大きなシステムですから、普通に考えれば要件定義からコストの比較検討などに、多大な時間が取られてしまうと思われるでしょう。しかし、開発、運用体制から機能、コストに至る一切において何の不安もないサービスを、速やかに選択することができました。」

その「何の不安もないサービス」こそ、マイクロソフトの提供するパブリック クラウド サービス Microsoft Azure を基盤としたマルチ デバイス対応映像配信システム「Bizlat VoD on Azure」(提供:株式会社EVC) でした。

<Azure 活用の効果と今後の展望>
多様なモバイル デバイスへ向けた映像配信、および
公開期限の設定など詳細管理を簡便な操作で実現。
年間利用料は、DVD のプレス費より安価

写真: 国分 秀樹 氏

株式会社EVC
代表取締役社長
国分 秀樹 氏

写真: 松川 弘也 氏

株式会社 IMAGICA
ネットワークラボユニット
セールスディレクター
松川 弘也 氏

株式会社EVC (以下、EVC) が提供する Bizlat VoD on Azure は、「管理の容易さ」に注力したソリューションであると、EVC 代表取締役社長 国分 秀樹 氏は言います。
「当社の Bizlat シリーズは、お客様がシステムに煩わされることなく、本来のビジネスに注力していただけるようにインターフェイスを使いやすく設計しています。初めてご利用になるお客様でも、マニュアルを読むことなく基本的な操作が行えるでしょう。」

しかも、1 つの映像コンテンツを Windows はもちろん、Mac OS、iOS、Android などの OSを搭載した多彩なデバイスに向けて配信できると、国分 氏は続けます。
「Bizlat VoD では Microsoft Azure を活用することで映像や音楽をマルチ デバイスに向けて自動的にエンコードし、配信できるオプションも備えています。そのため、より少ない手間で、学生との接点を満たすことが可能になっています。」

この Bizlat VoD の導入から運用にかかるコストは低く、「即決できるレベルだった」と馬場 氏。学校紹介の映像コンテンツをはじめ、長年にわたって日本工学院に関わる映像の制作・管理パートナーとして活動してきた株式会社コスモ・スペースの制作本部 プロデューサー 鈴木 享一 氏も「毎年、資料請求された学校案内の資料と共に、学校紹介の DVD を同梱していましたが、この時にかかる DVD プレス費用よりも、Bizlat VoD の年間利用料の方が安かった。」と声を揃えます。

実は、Bizlat VoD on Azure の提案は、「パートナーシップの充実」を最重要事項とした日本工学院の意向に沿って、コスモ・スペースが中心となって行われました。
「当社は映像制作を行っており、システムの運用、管理には慣れていません。そこで、グループ企業の IMAGICA に相談を行ったところ、推薦されたのが Bizlat VoD でした。」と鈴木 氏は振り返ります。

株式会社 IMAGICA ネットワークラボユニット セールスディレクター 松川 弘也 氏は、Bizlat VoD を推薦した理由を次のように説明します。
「公開期限の設定や公開範囲の限定など、お客様が必要とされた多彩な管理項目を満たすことができ、大容量の映像コンテンツ配信を長期的かつ安定的に支えることができるプラットフォームとしてBizlat VoD が最適だと判断しました。」
さらに、Azure をサービス基盤として活用していることが大きなポイントになっていたと、松川 氏は続けます。
「Azure であれば今後マイクロソフトが行う機能アップデートの恩恵を、Bizlat にも活かしていけますし、日本にデータセンターがありますから、レイテンシに不安もありません。また、マイクロソフトと私たちパートナーを結ぶ窓口も確立されているため、親密なコミュニケーションが行えます。一方、AWS (Amazon Web Service) の場合は、窓口となってくれる SIer さんによって、コミュニケーションできる内容に大きな違いが出てしまいます。私たちが一丸となって、お客様により良いサービスを提供していくためには、このパートナーシップの違いこそが重要だったのです。」

再生回数は 3 か月で約 20 万回。
先生方の認知も、あっという間に浸透

再生画面サンプル (左が PC 、右がスマートフォン)

こうして Bizlat VoD の採用が決定したのが、2014 年 2 月下旬のこと。その後、わずか 1 か月余りでサービスインを迎えています。しかも、馬場 氏と鈴木 氏は、「Bizlat VoD 導入の効果もすでに現れている」と声を揃えます。

「まず、映像の配信・管理に関する操作は、本当に簡単で、初めて活用した日から一切迷わずに利用できました。導入効果として一番に実感しているのは、視聴者の動向を細かく把握できることです。今までは、資料と共に全国に発送した DVD が本当に視聴されたかどうか、まったく分かりませんでしたが、Bizlat を通じた配信ならばその心配もありません。しかも、スマートフォン向けの配信が簡単に行えるため機会損失も少ない。コンテンツの総再生回数も、わずか 3 か月で、すでに 20 万回を数えています。」(鈴木 氏)

「サブ ドメインで運用しているオフィシャルな映像配信サイトの存在が、すでに学内の先生方にも浸透しているようで、廊下ですれ違いざまに『YouTube を使うのとどちらが効果ありますか?』という質問までしていただけるようになりました。やはり、先生方もオフィシャルなプラットフォームを求めていらしたのだなと、強く実感しています。」(馬場 氏)

最後に馬場 氏は、次のように締めくくります。
「当校のオフィシャルな映像配信プラットフォームが整ったことで、入学希望者との接点が強化され、在校生へのサービスも充実させることが容易になりました。今後はさらに、インターネットにおける当校の社会的責任を果たすべく、プロモーション映像のみでなく、入学志望者の進路設計に役立つコンテンツを充足させていきたいと思っています。」

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