14
導入事例

 様に導入

  • 見える化
  • コミュニケーション

教育開発出版株式会社 | 事例紹介 | FCEトレーニング・カンパニー

 様に導入

TRAINING

xDrive

14

教育開発出版株式会社

今回は、教育開発出版株式会社 取締役の石黒様、営業部の中村様と制作本部の川口様にお話を伺いました。教育開発出版株式会社は昭和44年に創業して以来、「教育の現場に良質な教材をきめ細かなサービス体制で提供すること」を使命とし、全国の学習塾並びに公・私立小・中学校・高校向けの教材を出版、販売しています。「基本を大切にする誠実な開発姿勢を貫く」「全国直販ネットワークで現場の声を直接教材に反映させる」を理念に、取次店や書店を通さない直販体制をとっているのが特徴です。そんな同社も、激動の時代に突入し、IT技術の進展、少子化など教育環境に大きな変化が起きている中で変革が問われていると伺いました。激変する環境の中で、時代に対応した新しい学習教材・システムを着実にそして迅速に開発・提供していくために、解決すべき人材育成・組織づくりの課題にはどのようなものがあったのか? そして課題解決の取り組みの結果どのような変化があったのか、インタビューをさせて頂きました。

業種 出版事業 企業規模 11~100人 対象者層 管理者層 / 中堅層 導入サービス xDrive

急速なデジタル化への対応… 少子化による市場の縮小… 激変する環境の中で、「目の前の当たり前」を疑い、新しいことに挑戦し続けるために、人材育成に取り組んだ結果、リーダーたちの意識と行動が変わった。

― これまで、どのような人材育成、組織づくりの課題がありましたか? 石黒 私どもの会社は全国に16拠点あるのですが「トップからの指示が、現場によっては正確に伝わっていない」という課題がありました。トップで決めた方針が、リーダーを介した時に、下のメンバーへと伝わる内容が部署によって変化していたんです。創業期に比べ、会社の規模も大きくなり、この課題感は次第に大きくなっていました。 また、コミュニケーションに関する課題もありました。ある人は「やりなさい」と言い、ある人は「やってね」とか「やってくれる?」と言います。その指示を受けて、「やりたい!」と思う人、「やってもいいかな」と思う人、「やりたくない」と思う人が出てきますが、当然「やりたくない」では困るわけです。以前までは、多少勤務時間が長くなってしまったとしても、部下を指導する時間、コミュニケーションの時間を取ればよかったんです。伝え方があまりうまくなかったとしても、時間をかけて伝えることができたんですよね。 ところが時代は変わり、今は労働時間の制限がありますから「時間をかければなんとかなる」というのは通用しなくなってきました。「これらの問題をどのように解決したらいいんだろう?」と悩んだ結果、「伝える力、伝わる力」を学ぶ必要があると考えるに至りました。 また、私たちは「目の前の当たり前を疑うこと。壊せ。常識も業界も。」と謳っており、組織のベースには常識にとらわれない文化を持っていると思っているのですが、やはり、人数が多くなるとお互いに牽制してしまうようなところが出てきてしまいます。Aさんが「良い」と言っても、Bさんが「嫌だ」と言えば、妥協案を選択するようになります。すると発想は広がらず、自由さがなくなり、仕事は面白みを失ってしまう。自由な発想ができなくなると、成果を出す為に、どうすればいいかを自分で考えて、行動しなくなったり、うまくいかなくても、今までのやり方をどう変えていいかわからず、そのまま続けてしまったり、目の前の業務に精一杯で、新しい取り組みやチャレンジができなくなってしまいます。 私たちは 「目の前の当たり前」を疑い、新しいことに挑戦し続けるために、社内での常識と、社外での常識の違いを認識しようと思いました。そのために、社外の方に手伝っていただくことでそのあたりが見えてくるだろうとも考えたわけです。

【リーダーとしての視野が広がり、自分のチームの動かし方を覚えた】

― 「xDrive」を受けてどんな変化があったか教えてください。 石黒 今回「xDrive」に参加したメンバーはリーダーとしての視野が広がり、自分のチームの動かし方を覚えたと思います。自分のチームの目標数字を達成させるためには、自分だけが頑張ってもダメです。やはりチーム全員が頑張らないといけません。自分だけが一生懸命頑張るよりも、チームメンバーが少しずつ頑張ってくれた方が成果は出るんですよね。「xDrive」を経て、その感覚を掴み始めてくれた気がします。

【「xDrive」参加前に比べて目標達成への責任感が高まった】

石黒 また、それをメンバーが自分自身で考え抜いてくれたことが大きかったと思います。上司や講師に言われたからではなく、自らが目標達成に向けて、なんとかしないといけないと考えに考え抜いて「自分一人で頑張るのではなくてチーム全員で戦おう」と考えてくれたのが、嬉しかったことですね。「xDrive」参加前に比べて、彼らの目標達成への責任感は高まったと思いますし、行動する前に、「目標達成には何が必要か」をしっかりと考えるようになったと思います。

【目標から逆算をした優先順位づけができるようになった】

石黒 そして、目標から逆算をした優先順位づけができるようになったと思います。緊急なもの、重要なもの、いずれでもないものの優先順位をつけることの大事さが実感できたのだと思います。「xDrive」の仕組み自体が、常に目標からの逆算で考えられるようになっていますよね。行動に対しての「振り返り」に関してもウエイトを重めにしてやって頂いたので、その大事さも分かってくれたと思います。

【会社やチームが目指しているビジョンや目標を意識するようになり始めてきた】

石黒 会社やチームが目指しているビジョンや目標を意識するようになり始めてきたと思います。今後は一人一人がさらに成長してもらって、チームメンバー個人個人の持つ能力を最大限に引き出すようになってくれればいいなと思います。皆、優秀な人たちだと思っているので、さらにもっと自ら考えて動いてくれるようになることを期待しています。 昔話で恐縮ですが、私が現場にいた頃も「同じようなこと」はやっていたなと思うんです。でも、「xDrive」のやり方を見てみると、自分たちのやり方は非常に効率が悪かったなと思いますね。部下に伝わりにくかったと思いますし、時間がかかりすぎていたと思います。昔はそれで良かったかもしれませんが、今は労働時間の関係もあるので、短時間でPDCAを回せるこの方法はとても良いと感じましたね。できるようで、なかなかできない方法だと思いました。

―最後に、今後目指す目標とチーム作りについてお聞かせください。 石黒 大言壮語するつもりはありません。とにかく当社に関わる学校、塾、全ての方々に幸せになってもらいたいと思っています。そして、もちろん社内のメンバーにも幸せになってもらうために、お客様と会社が互いに共有できる幸せの輪を広げていきます。

「なんとなくPDCAのようなもの」から脱却でき、目標までの道筋がハッキリと見え、目標達成確率が大きく変わった。

【これまで見えていなかった数字が見える化され、目標までの道筋がハッキリと見えるようになった】

― 「xDrive」を受けてどんな変化があったか教えてください。 中村 「xDrive」を経て、表面的に見える数字だけではなく、これまで見えていなかった数字も見える化されました。これにより、目標までの道筋が明確になり、メンバーへの指示が具体的になったので、メンバーが「きちんと理解して動いてくれている」という実感を得られるようになったんです。これまで曖昧だったもの、中途半端だったものはなくなりましたね。 これまでは、見えている数字しか見ていなかった、つまり最終的な目標対比、昨年対比での結果しか見えていなかったんです。そんな状態だったので、活動の途中でのチェックもできず、振り返りも曖昧で中途半端、「なんとなくPDCA」を回している状態が何年も何年も続いていました。ただ、課題感だけは強く感じていて「どうやったら成果が出るのかな?」とずっと考えていたので、「xDrive」のトレーニングを受けて、そのあたりがクリアになったのは本当に大きかったと思います。

【ホワイトボードが埋まってしまうぐらいたくさんのアイデアが出てくるようになった】

中村 これまでは課題が出てきた時、チームで話し合いをしても、出てくる解決策はいつも同じものばかり。新しい解決策はほとんど出てきませんでした。「この課題っていつも出てくるけれど、これに対してはこうするしかないよね」と、常にこの繰り返しでした。しかし、「xDrive」のトレーニングを受けてからは、PDCAを早く細かく回すことができるようになったので、課題が出てくるたびにきちんと深く思考するようになりました。結果として、ミーティングをするとホワイトボードが埋まってしまうぐらいたくさんの課題、課題の解決法、アイデアが出てくるようになりました。こんなことってなかったんですよね(苦笑) 今までは課題そのものが見えていませんでしたから、課題がたくさん出てくるのはもちろんとても良いことですよね。目標達成をするための課題、そしてその解決法がいくつも出てくるようになったので、当然のことながら目標達成確率も非常に大きく変わったと感じております。そして、新しいメンバーもどんどん発言してくれるようになりました。時には、彼の上にいるメンバーよりも発言が多いこともあり、このように新人の発言の機会が増えてくれたことは、僕にとって非常に嬉しかったことです。

【「なんとなくPDCAのようなもの」から脱却できた】

中村 営業職の方は、皆さんそうだと思うんですけど、なんとなく「PDCAのようなもの」を回していると思うんです。僕も実際に「PDCAのようなもの」を回していました。しかし、PDCAを回していたはずだけれどもなかなか成果は上がらず、でした。私たちのメインのお客様先は学習塾ですが、学習塾というのは1年が新学期・夏期講習・冬期講習という3つの大きな販売の時期があり、それぞれの販売時期ごとにPDCAを回していたはずなんです。しかし、目標は未達成で、すぐにまた次の販売時期になるというサイクルでPDCAが回りきらないまま、これまでずっとやってきてしまっていました。自分自身の数字は達成したとしてもチームでの達成ができなかったんです。 「なんとなくPDCAのようなもの」から脱却できた要因としては「PDCAシート」を書いたことが大きかったと思います。これまで「なんとなくPDCA」だったのは、「PDCAシート」のようなものにきちんとアウトプットをしていなかったからだと思います。さらにこの「xDrive」の「PDCAシート」はきちんと書いていくと、目標達成のために「今週は何をすべきで、来週は何をすべきか」ということを考えるようになります。このシートを全員で共有することにより、アイデアや意見の交換が活発になり、PLANが磨かれていったと思います。

― 「xDrive」をもし受けていなかったら、今どうなっていたと思いますか? 中村 まず、間違いなく言えることは、先ほど申し上げたように、「なんとなくPDCA」の状態から抜け出せていなかったと思います。無理やり見える化しようと思って、下のメンバーがパンクしてしまったり、ついてこれずに組織が疲弊していた可能性もあるなと感じます。 ― 最後に、中村さんの今後の目標を教えてください。 中村 今後、実現していきたいことは二つあります。一つは、営業所のメンバー全員にPDCAを回してもらい、目標達成という成果を味わってもらうことです。自分自身だけがPDCAを回すのではなく、営業所として成果を出すために、営業所のメンバーにもPDCAを回してもらい、目標達成をさせます。そして、私たちの営業所のメンバーが成功体験を手に入れたら、今度は他の営業所にもこのノウハウを広げていき、それが会社全体に広がり、最終的には会社全体でPDCAを回せるようにしたいと思っています。 もう一つは、せっかく「本物のPDCA」という素晴らしいことを教えていただいたので、ただこの仕組みを取り入れるのではなく、成果を出しながら、いつも前向きに楽しく仕事ができるようにしたいということです。これまで私は「他人を動かすこと」が課題でした。PDCAのDOをメンバーにやらせるのが課題だったんです。指示を細かくかみ砕いてみたりしても、メンバーはどうしてもやらされ感を感じてしまいます。これをなんとか変えたいと、ずっと思っていました。「xDrive」のトレーニングを受けた時は、所長代理という立場でしたが、お陰様でMVPを頂いたこともあり所長に昇進できました。これからは営業所長という立場として、メンバーには楽しく仕事をしてほしいんです。メンバー一人一人が自ら「本物のPDCA」を回してもらい、PDCAを回している本人が仕事を楽しめるという状態を実現します。

「xDrive」を経て、行動する前に「目標達成には何が必要か?」をとにかく考えるようになった。

【適切な目標の立て方があるということに気付くことができた】

― 「xDrive」を受けてどんな変化があったのか教えてください。 川口 「xDrive」を受ける前のことを振り返ってみると、私は、教材や模擬試験、デジタルコンテンツなどの制作物を納期までに仕上げるということのみが目標になっていました。プロジェクトの進行管理もあまりきちんとやっておらず、制作スケジュールがオンタイムかどうかや、予定からどのくらい遅れているか、などがほとんど分かっておりませんでした。 それが、今では目標の精度が高まり、数値で管理ができるようになりました。ファクトをベースにして、今オンタイムかどうか? 何日遅れているのかというのがパッと出てくるようになりました。そもそも、今まではそれができていないことが課題だということにすら気付けていなかったんですよね。制作本部ではただ制作をすればいいと思っていたところから、適切な目標があるということに気付くことができました。「xDrive」では営業部に限らず、制作本部でも目標から逆算して、重要成功要因を決めて、効果測定指標を作るというPDCAの一連の流れがうまくできるようになりましたね。

【自ら目標設定をしてほしいという会社からの期待に気付いた】

川口 「xDrive」のトレーニング時に「あなたの目標はきちんと会社と合意されているか?」という質問をされたワークがありました。上司に確認してみると「目標は間違ってはいないが、物足りない」と言われたんです。その時に気が付いたことは、会社からの期待は自分が考えているより、もう少し高いところにあったということでした。これまでは単にモノを作って、納品すればいいと思っていたんですけど、そうではなくて自分自身のスキルアップを含め、自ら目標やテーマ設定をしてほしいということが会社が私に期待することだったということに気付いたんです。それから、自分自身のテーマを考えた時に、これまでは営業部と制作本部が分かれていて、私たちの商品がお客様からどのような評価を受けているかなどの情報があまり制作本部に伝わってきていないという課題に気づいたんです。人によって会社に貢献するやり方はそれぞれ違うと思うのですが、私は営業部にもいたことがあるので、ただモノを作るだけではなくて、お客様からきちんとニーズを汲み取って、作っていかないといけないと思い、その仕組みを作ることを私自身のテーマとして、会社に提案し動き始めました。

― 「xDrive」が始まった時、正直に言ってどう思っていましたか? 川口 正直に言って、私は研修会社さんに対して「実際に役に立つのかな?」という少しマイナスの印象がありました。研修をやっても、その時は良かったとしても、一週間ぐらいすると元に戻ってしまうものだというイメージもあったのですが「xDrive」は私たちの仕事そのものに直結していました。月一回のセッションとスカイプの進捗会議、そして週一回のシートの提出。とても大変でしたが、非常に役に立ちました。最初のセッションの時に、トレーナーの方が「本気で取り組んだら、ものすごく役に立つから」とハッキリおっしゃったので「それなら、本気でやってみよう」と思えたのも大きかったなと思います。

― 「xDrive」を受けて一番嬉しかったことは何ですか? 川口 嬉しかったことはたくさんあります。一つ目は先ほどお話した自分が会社に提案した企画についてです。大変でしたけれど、賛同し、協力してくれる者も多かったのでチャレンジしてみてよかったと思っています。それから、一緒に「xDrive」に参加していた年下のメンバーが私のPDCAのシートを見て、視点が高いと言ってくれたことです。上司や年上の人から言われるのも嬉しいですけど、年下のメンバーから評価してもらえるのは素直に嬉しいなと感じました。周りの人からも「なんか、変わったね」って言われるようになりました。自分自身はそこまで変わっているつもりはなかったんですけどやっぱり行動が変わったから、周りからの自分の見る目も変わったのかなと思っています。 ― 「xDrive」をもし受けていなかったら、今どうなっていたと思いますか? 川口 今、実行している計画に比べて、目標達成確率の低い計画になってしまっていたと思います。結果として、お客様に提供する価値も変わっていたかもしれません。また途中で計画修正をすることもできなかった可能性がありますし、目標達成に対してクリティカルじゃないことをやっていたんじゃないかなと思います。「xDrive」を経て、行動する前に「目標達成には何が必要か?」をとにかく考えるようになりました。ここをきちんと考えられるようになれば、目標と現状、そのギャップも確認できるようになるはずなので、この部分は一番成長した実感があります。 ― 最後に、川口さんの今後の目標を教えてください。 川口 二つあります。一つは「xDrive」をきっかけに私が取り組み始めたプロジェクトで、制作本部がお客様のニーズをうまく汲み取れるようになるための仕組み作りです。お客様の所に訪問する回数を増やすとか、そういうことができればもっといいモノがお客様に提供できるようになるのではないかと思っています。 そしてもう一つは生産性の向上です。やりたいことは多いのですが時間は有限なので、無駄なことをいかに削減するかということも同時に考えないと、時間が捻出できません。生産性の見える化をしてお客様に提供できる価値をさらに高めていきます。

COMPANY DATA

教育開発出版株式会社

【本社】 〒168-0073 東京都杉並区下高井戸1-39-12

自走する組織の作り方セミナー~マネジメントPDCAサイクル~

事例一覧に戻る

コメント