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株式会社北國銀行

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行員に配布する iPhone のデバイス管理を Microsoft Intune で実現
Microsoft System Center との親和性や良好な操作性を高く評価し、自動的に新機能が追加されていくクラウドならではの特長も大きな魅力

写真:株式会社北國銀行

株式会社北國銀行

2014 年 11 月の本店移転を目標に、行内の情報インフラ刷新プロジェクトを進めてきた株式会社北國銀行。ここではその一環として、行員に iPhone を配布、モバイル型ワーク スタイル強化に役立てています。そのデバイス管理システムとして採用されたのが、Intune。行内のシステム管理に利用されている System Center との親和性や、良好な操作性、自動的に新機能が追加されていくクラウドならではの特長が、高く評価されています。これによって約 1,100 台という大規模な iPhone 展開を一気に実現。業務遂行の必須ツールとして、積極的に活用されています。

<導入の背景とねらい>
情報インフラ刷新の一環として iPhone 展開
信頼できるデバイス管理が必須条件に

株式会社北國銀行
システム部 システム企画課
管理グループ課長
清水 尚志 氏

社員のフットワークを軽快にし、生産性をさらに高めたい。このような理由からモバイル デバイスの導入を検討している企業は少なくありません。しかしここで大きな問題になるのが、デバイス管理をどのように徹底するかです。モバイル デバイスは持ち歩いて使うことが多いため、外出先で紛失や盗難に遭う危険性が高く、社員の使い方を会社が監視することも簡単ではありません。不適切な使用を抑制すると共に、デバイスからの情報漏洩を防ぐための手を打っておく必要があります。

こういったニーズへの対応を、Intune で実現しているのが、株式会社北國銀行 (以下、北國銀行) です。

同行は 2014 年 11 月に行われた本店移転のタイミングを目標に、社内情報インフラの刷新に着手。ワーク スタイル変革による業務生産性の向上、コスト体質の改善を目指し、1 人 1 台のタブレット (Microsoft Surface Pro) 配布や Microsoft Lync の導入などが進められていきました。さらにその一環として、社員に対する iPhone の配布も実施。これまで使用していたフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行によって、社員のモバイル環境を大幅に進歩させているのです。

「今回 iPhone の展開に踏み切った最大の理由は、情報インフラの刷新に伴い Lync を導入したことです」と説明するのは、株式会社北國銀行 システム部 システム企画課 管理グループ課長の清水 尚志 氏です。携帯電話を iPhone に移行することで、Lync のメリットを最大限に引き出すことが可能になると判断されたのです。「もちろんそのためには、信頼できるモバイル デバイス管理 (MDM) システムが不可欠です。当初は他の管理サービスを利用することも検討しました。しかし今回の情報インフラ刷新で System Center の導入が決まっていたこともあり、最終的に Intune を選択することにしたのです」。

<導入の経緯>
System Center との親和性と良好な操作感
継続的かつ自動的な新機能追加を高く評価

株式会社北國銀行
システム部 システム企画課
課長代理
丸金 正和 氏

北國銀行がスマートフォンの導入検討に着手したのは 2013 年 4 月。同年 10 月には iPhone の導入を決定、2014 年 9 月にフィーチャーフォンからの全台切り替えを実施しています。導入台数は約 1,100 台に上ります。

「iPhone の全社展開では、2 つの管理機能が必須だと考えました」と説明するのは、株式会社北國銀行 システム部 システム企画課 課長代理の丸金 正和 氏。1 つは iPhone 紛失時のデータ ワイプ (消去) 機能、もう 1 つはデバイス上で動くアプリケーションのインベントリ収集と管理機能だと語ります。「これらの機能は多くの MDM 製品が装備していますが、今回 Intune を選択したのには、2 つの理由があります」。

1つ目の理由は、System Center との親和性です。これを Intune と連携させて使用することで、新たなユーザー インターフェイスを学ぶ必要がなくなり、直感的でわかりやすくすぐに使いこなせるのは、大きなメリットだと指摘します。

もう 1 つの理由に挙げられたのが、新機能の追加が早いサイクルで継続的かつ自動的に行われていることです。これはクラウド サービスならではの特長だといえますが、Intune では定期的に新機能がリリースされており、時間とともにより強力な管理ツールへと進化し続けているのです。

「まずは、ワイプ機能とインベントリ管理機能を導入しましたが、今後は金融計算機のような便利なアプリケーションを、行員の iPhone に自動配信するといったことも実現したいと考えています。新機能追加によって "時間とともに育っていく" ことも、Intune の大きな魅力です」 (丸金 氏) 。

<導入効果>
iPhone + Lync は業務遂行の必須ツールに
マイクロソフトなら一気通貫での IT 活用が可能

「Intune でデバイス管理を行うことで、安心して iPhone の展開を行うことができました」と清水 氏。「まだ iPhone 紛失のような問題は発生していませんが、万一このようなことが起きても迅速に対応できるという、確信を持っている」と言います。

また丸金 氏は「既に行員にとって、iPhone + Lync は業務遂行のための必須ツールになっています」と語ります。本店に Lync が導入されてからまだ 2 か月程度であり、行内には多機能電話も残されていますが、既に 8 割以上の通話は Lync で行われています。また Lync のプレゼンス機能も十分浸透しています。

「相手に連絡する時には、まずプレゼンスを確認し、ステータスが緑 (対応可能) であることを確認してから電話するスタイルが定着しています。プレゼンスのステータスはグループウェアの予定表とも連携しており、連絡してほしくない時には手動でステータスを赤 (対応不可) にすることも可能です。集中して作業したい時などは、このような機能はとても便利です」 (丸金 氏) 。

インスタント メッセージング (IM) も積極的に活用されています。「チーム メンバーにちょっとしたことを聞く時には、IM が最高です」と言うのは清水 氏です。また Lync で電話をかける場合も、プレゼンスを確認してから IM で「今、電話をかけてもいいですか」とメッセージを送ってから、電話をかけることが多いと語ります。

さらに、行員の予定は iPhone の予定表にも同期されており、現在では紙の手帳を持ち歩かない行員も増えていると言います。またメールの送受信も、iPhone を持ち歩くだけでどこででも行えます。「システムに何か問題が発生すると、System Center が検知したアラートが Microsoft Exchange Server に送られて、IT 管理者の iPhone にメールで通知されます」と丸金 氏。「このような一気通貫の IT 活用が行えるのも、マイクロソフトの大きなメリットだと言えます」。

<今後の展望>
仕事の密度とサイクルをさらに高め
営業力強化と顧客満足度向上を目指す

「情報インフラに Intune や System Center といったマイクロソフト製品を採用し、Surface と iPhone を展開することで、北國銀行が目指していた "どこでも営業店" の実現が可能になりました」と清水 氏。銀行として要求されるセキュリティも、高いレベルで実現されていると言います。

「現在ではどこででも仕事ができるようになり、仕事の密度が高まりつつあります。これによって仕事のサイクルをより高速化し、行員のさらなる営業力強化と顧客満足度のいっそうの向上を目指していきたいと考えています」 (清水 氏) 。

「どこでも営業店」を目したデバイス利用推進と強固なセキュリティ基盤の実現 [拡大図] 新しいウィンドウ

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